月別アーカイブ:3月 2008

炎の思い出

我が家では、
あともう少しだけ必要な薪ストーブ。
先の土曜日も急に寒くなったので、
薪に火をつけることにした。

火の番をしていると
つい手を休め、
燃える炎を見つめてしまう。

昔小さい頃よく、父と一緒に庭で焚き火をしたのを思い出す。
燃やすものといえば、落ち葉や家のゴミだったけど、
炎が上がると今と同じように黙ってそれを見つめていた。

イモ好きの父は、
サツマイモをアルミホイルに包んで
燃え盛る炎の中に入れてた。
焚き火が終わったあと、
アルミホイルを探して中を開けると
ホクホクの焼きイモが出来上がっているのだ。
今から思うとゴミと一緒に焼いた焼きイモって・・・
なんて思うが、当時はみんなで火を囲んで食べるのが
とても楽しかったりしたのだ。

・・・・・火を見つめているだけのはずが、いつのまにか
食べ物の話になってしまったけど、
でも今は庭先で焚き火なんかできない。
つまり庭先で焼きイモができないのである。
でも薪ストーブなら堂々と火遊びができる。
実際に薪ストーブをいじっていても、これは結構楽しい。
ん~やはり、火を付けたり見たりしてワクワクするのは
人間の本能なのだろうか?

よし、今度は薪ストーブで焼きイモをやってみるか。

と、火を見つめていて思った夕食前のひと時。

単にハラへってただけかも。。

2008-03-31T15:56:00+09:002008.03.31|薪ストーブ・暖房機器|

イエローシダーの表札

イエローシダー(米ヒバ)で表札を造った。

針葉樹だけど目が詰まっていて、
切り口の年輪の模様がなんとも言えぬ美しさを
醸し出している。

さらにイエローシダーという木は、カナダでは船の材料にも
使っているくらい耐朽性のある木だ。
雨風が当たるところに使うのにはとても適しているので、
ウチの会社にある看板類もほとんどイエローシダーで造ってある。

だからこの表札も色を塗らずにこのまま使ってもいいかもしれない。
日が経つとシルバーグレー色に変化するが、
木自体は傷みにくいので、見た目が汚れてきたら
サンドペーパーなどで磨きながら使い込んでいくのだ。

希少材なので、ログ用に流通していることはほとんどないが、
日本では木の浴槽だとか、内装材、土台などに使用されている。
端材をクロゼットの中に入れておくだけで防虫の効果があるとか。

こういうイエローシダーのような希少材は、加工の際に出る端材までも
余すことなく隅々まで活用するようにしている。

2008-03-25T10:45:00+09:002008.03.25|無垢材・丸太・自然素材|

薪は乾燥してないとダメです

ちかくに住んでいるお客さんから、薪ストーブの
「薪が燃えにくくなったんだけど~」と相談が入った。
専門外ではあるが、お客さんよりは詳しいので、
とりあえず原因を探るべく見にいってくることに。

薪ストーブで燃えにくくなる原因のほとんどは
煙突内部にススやタールがこびりつき、詰まってくること。
そのまま無理して焚き続けると、最悪の場合、
煙突内部でタールなどに発火して、煙道火災になる恐れがある。
まだ身近でそんなことになった事例はないけど、
煙突屋さんの話では、外の煙突出口から火を噴くらしい。。。
最悪、家に燃え移ってしまうこともあるそうだ。
だから、燃えにくくなったと感じたら、早めの処置が必要なのである。

今回のお客さんもやはりススがたまってたのが原因だった。
煙突を軽くたたくと少し鈍い音がする。そうして落ちたススが
ストーブの煙道出口付近にたまっていた。

これ以上燃やし続けると完全に燃えなくなるところだったが、
掃除をすれば何とかなりそうな状況だ。
日をあらためて、煙突屋さんに掃除してもらうことになった。

ススやタールが付く最大の原因は薪の乾燥具合。
乾燥していない薪を燃やすと煙が大量に出て、炉の中で
急速に乾燥して燃える。その際に、水分と煙が混じって煙突の中を
通っていくので、煙突内部の壁にススやタールとなってこびりついてしまうのだ。
一度こびりついて冷えると、固くなってしまうので除去するのは容易ではなくなる。
煙突の上からブラシが付いた長い棒でこすっても取れるものではない。
そうなってしまったら、煙突を全てバラして、一本一本こすり落とすしかなくなってしまう。
こびりつきがひどい場合は煙突の総取替えだ。
これは費用的に何十万もするので、かなりの痛手だ。

そうならないためにも、普段からマメにメンテナンスやチェックをし、
燃やす薪は良く乾燥したモノを使うようにした方が良いのである。

2008-03-20T11:38:00+09:002008.03.20|薪ストーブ・暖房機器|

P&B住宅 もうすぐ丸3年

もうすぐ丸3年になるP&B住宅のお宅を訪問してきた。
丸太の乾燥はほぼ完了している様子で、
内部の羽目板や床板は日に焼けて
とても渋く味を出し始めていた。

これは家の中で一番太い丸太だけど、
乾燥して径が細くなったのが分かる。

床板に色を付けたので、
収縮した分が際立って見えるが、
これ以上乾燥が進むことはないだろう。

カバの床板は、ストーブ前の少し熱くなるところは
さすがに隙間があいていたが、
他の部分はほとんど隙間があいてない。
目の詰まった硬い木だけに
築後の変化はパイン系の材料よりも少ない感じだ。

全体的に何の問題もなく3年を経過していて、冬は
FFストーブ1台で暖かく快適に過ごしていると、オーナーさん。

雪が溶けたら最初の外部塗装メンテナンスを
やることになっている。

2008-03-16T19:06:00+09:002008.03.16|オーナー訪問|

でもまだ春遠し

連日の陽気がウソのような山の中の雪景色。

北海道の春はまだ少し先か・・と落ち込みたくなりますが、
冬山の景色は実に気持イイ。

ログハウス用地を物色中に出会ったこの土地は、
眺めがいいぶん、坂道も急な傾斜になっている。
最近の気温で道はグチャグチャのデコボコになっているが、
つくづく車高の高いRV車で良かったと思うこの季節。
この場所はこんな車でないとキツイかも。

山にRV車にログハウス。
ベタだけど嫌いじゃないです。

2008-03-12T18:17:00+09:002008.03.12|ログ21近況|

もうすぐ春なので・・・

事務所の前に屋根付ポーチを製作中。

ついでに外観も少しだけリニューアル中。
いままであんまり外見を気にせず営業していたんだけど、
これからはちょっとお洒落にいかなきゃね~、と思いまして。。
もうすぐ春だし、色気づいてきましたの。ふふ。

2008-03-07T18:48:00+09:002008.03.07|代表の想い|

建築後日記2

引越し後のドタバタもひと段落し、
室内も片付き始めたので、
新しい家具を少しずつ入れております。

家具や小物アクセサリーは、
家の雰囲気を左右する大事なアイテム。
しかし、何を選んでも正解がないのが難しい。。
家で使ってるのと同じ木で造るのも
統一感があっていいけれど、
今は本当にたくさんの商品情報を得ることができるので
家をプランニングするときと同じように
時間をかけて選んでます。
今までの家具も捨てられずに使ってますけどね。。

家具以外にも、
まだまだ残工事や手を加える所がいくつかありますが、
今日まで何組かのお客さまにご覧頂いてます。
評判はなかなか良いです^^

2008-03-03T18:38:00+09:002008.03.03|ポスト&ビーム2007札幌|

まもなく完成~余市ハンドカット

余市ハンドカットは大工工事がほぼ終わり、
最終の仕上工事と、電気・設備工事を残すのみとなった。

階段や吹抜けの手摺と、内部の左官工事はこれからなんだけど、
どんな仕上かたにするかは、現在思案中。
ハンドカットなので遊び心満載に、かといって
オモチャっぽくならないよう本格的になどと
個人的に思ってますが、
デザイン担当は会長なので、きっと味のある仕上がりに
なるんじゃないかと期待しております。

完成前ですが、随時見学希望者受付中です。

2008-03-01T09:40:00+09:002008.03.01|工法|