皮むき
ハンドカットの加工はまず皮むきから。
杉の皮はむきやすく、ドローナイフを使うまでもないほどやわらかい。
いつもダグラス(米松)を刻んでいる我々からすると、このやわらかさは
作業効率的にちょっとウレシイ感じがする。
チェンソーもサクッと入ってく感じらしい。
とはいえ、今回の加工で使う丸太の数は約70本。
しばらくは地道な皮むき作業が続きます。
その間、「チーフ」と呼ばれる加工責任者は、
一本一本の素性とクセを見ながら、どのように使うのかを見定め、
その特徴を丸太と手元のメモに書き記していきます。
こうやって、本格的なログ積に入る前の段取りが続きます。
しかし、杉の木肌はとてもキレイです。
ハンドカットの荒々しさとキレイな木肌は想像以上にマッチするかも。
道南杉のハンドカット、加工状況は随時アップしていきます。
マシンカットの窓計画
みなさんのおウチの窓からは、何がみえますか?
まだ足場がありますけど、
リビングの東側に造った出窓からみえる景色はシラカバが育つ林です。
夏は葉がついて光をさえぎり、冬には葉が落ちて光が入る。
自然のカーテンですね。(隣の土地の林なんですけどね・・^^;)
プランを考えるとき、窓を多くつければ明るいウチにはなるけど、
何がみえるか?夏と冬では?と、考えると採光のためだけじゃない
窓の配置計画ができます。住宅地だと眺めは関係ないかもしれないけど、
外からの視線も気になるし、モノを置くスペースがなくなったりとかもしますしね。
マシンカットの場合、窓の配置は、フィンランドに発注する時に決まりますので、
あとから変更が難しいのです。だから、プロのアドバイスを聞きながら、
現地に足を運びつつ、想像力を働かせてプランニングしましょう。
北広島マシンカットは今日、足場がなくなります。