外部塗装完了

外部の塗装がほぼ完了です。
窓枠は取り外してチェックができるようにビスで留めています。
残りの外部工事を進め、お盆休み前に足場を解体する予定です。
外部の塗装がほぼ完了です。
窓枠は取り外してチェックができるようにビスで留めています。
残りの外部工事を進め、お盆休み前に足場を解体する予定です。
斜め天井は面積も広く、視界に入りやすいので羽目板仕上げが
ハンドカットログハウスには合っています。
1枚1枚貼っていくのですが、そのまま仕上げとなるので、
目地を合わせたり、見切り材を現場で作って納めたりと、細かい作業が多くなります。
断熱工事はいつものBIBグラスウールです。
平屋の天井は高いので木材で仮足場を組んで施工します。
ログハウスの場合、仕上げの最後の工程まで大工が残るほど木工事の作業量が多いのと、
屋根勾配が急で面積も広いので(今回の現場は平屋なので緩勾配ですが)、
確実に早く、所定の密度を施工できる断熱工事業者に工事を依頼しています。
窓周りの気密は、ブチル系の防水テープで二重に貼ります。
ログの重なり部分に施したチンキングとテープに切れ目が無いように、
丁寧に貼っていきます。
窓周りの部分は、セトリング、トリムボードという化粧板が四方に廻り、
後で内部が点検できるように取り付けます。
主に、塗装メンテナンス時に全て点検するようにしています。
ログハウス(丸太組工法)の電気配線は、丸太を通して配線する部分と、
丸太以外の壁や天井、床下を通して配線する箇所とがあります。
丸太に通す配線の穴は、北広島の加工場で仮組したログを、
解体しながら空けて、現場に持ってくるのです。そのため、
ログハウスの場合の電気の配線計画は、早い段階で打合せ&決定しておく必要があります。
ハンドカットログハウスで北広島加工の場合は、仮組を解体するまでに決めればよいのですが、
フィンランドのマシンカットの場合、
ログを発注する際に電気配線計画を決定していなければならないので、
ログキットが建築地に到着する約4か月前にはスイッチやコンセント、照明器具の位置まで
決めておくことになります(ログ壁以外は現場で変更できる部分もありますが)。
ログ21のハンドカットログハウスでは、全てのログ間にチンキングを施します。
このチンキング材はログ専用のもので、ログの動きにある程度追随します。
仮に、切れてもそのまま上に塗り重ねることができるのと、塗装もすることができるので、
ログハウスの現場ではよく使用されています。
このチンキング材、メンテナンスに使用するイメージがありますが、
新築時にこうしてすべてやっておくと、後々のメンテナンスがやりやすい、
ということも新築時に施す理由です。
今回の屋根材は板金ですが、表面が天然石材チップの屋根材を使用します。
通常の板金屋根よりも曲線や凹凸があり、色合いも自然の風合いがログとマッチします。
この日は瑕疵担保責任保険の中間検査。
検査に立ち会う方は、ハンドカットログハウスの検査は初めて、
という方がほとんどです。
なので、必然的に私への質問が多くなります。
壁が下がるセトリング、ログ壁を緊結する通しボルト、
窓上セトリングスペースの処置の仕方、などなど。
検査には直接関係無いですが、電気の配線はどうなってるの??とか。
完成すると、完了検査がありますが、
その時も検査しながら、同じような質問をされることがあります。
検査に立ち会う方も建築の専門家。日常的に扱っている構法とは違う
ログハウスの構造に興味が湧くのでしょう。
自宅のボイラーを交換しました。
13年目で調子が悪くなり、メーカーにみてもらったら
修理も可能ということでしたが、
それなりに費用も掛かるので、これを機に、効率の良いエコフィールに替えることにしました。
現在の弊社の標準仕様でもありますので、使い勝手を知るためにも、ということで。