月別アーカイブ:7月 2009

ログカフェ2

支笏湖の「LOG BEAR」さんの次に、
つまり北海道で2番目に大臣認可を受けたログハウスが
江別市大麻にある「BIG FOREST」さん。

建物全面を覆っているのはフジ。
5月頃には白いフジが花を咲かせるそうですが、
ここまで覆っているとログハウスなのかどうか
ちょっと分からない。。

けど中に入ると、アンティークで貴重な小物や家具が
ログハウスに似合っていて、センスあふれる素敵な空間です。

2003年には江別市都市景観賞に輝いたログハウスです!

そして、店の中央にある大きな水出しコーヒーメーカー
(というのでしょうか?とても立派なものです)で、
マスターの大林さんがいれるコーヒーがまた旨い。

筋金入りの釣りキチでもある大林さんは
「石狩川イトウの会」の活動を通して、
石狩川にイトウが棲める環境を取り戻そうとされています。
ログが好きで釣り好きの方は訪れてみてはいかがでしょうか。

大林さんの
ブログも面白いですよ。

23年間休むことなく営業し続けているというお店の場所はここ

江別市大麻桜木町21-14(厚別通り沿い)
TEL 011-386-6633

フィッシャーマンの風見鶏が目印?

2009-07-30T16:48:00+09:002009.07.30|オーナー訪問|

ログカフェ

前回の記事で紹介した
日本で最初に建設大臣認可を受けて建てたログハウスは
北海道の支笏湖畔にあります。

「LOG BEAR」さん。

写真は現在のものですが、外観は堂々たる佇まいで、
室内の雰囲気もログの経年の渋みが感じられる落ち着いた空間です。

奥に立っていらっしゃる方が、
気さくでとても明るいマスターの吉川(きっかわ)さん。
その人柄に集まる常連客も多いようです。

その「LOG BEAR」さんの道を挟んで真正面に建っているのも弊社で建てたログカフェ、
カフェアウル」さんです。

こちらは築10年。明るい雰囲気の店内には
LOG21オリジナル薪ストーブが鎮座しています(写真にはありませんが。。)

オーナーの入山さんがつくる焼きプリンはとてもおいしかったです。
サイズも大きめなのがウレシイ。

どちらの店も支笏湖温泉街の中心にあり、中小路に入っていくと、
道を挟んで両側に建っています。

築24年の「LOG BEAR」さんは落ち着いた雰囲気で
築10年の「カフェアウル」さんは明るい雰囲気。

ハンドカットファンなら行かれたことがあるかもしれませんが、
支笏湖に行ったときにはぜひ訪れてみてください。

LOG BEAR
千歳市支笏湖温泉番外地
TEL 0123-25-2738

カフェアウル
千歳市支笏湖温泉番外地
TEL 0123-25-2590

2009-07-28T14:21:00+09:002009.07.28|オーナー訪問|

北海道ログハウスの第一歩

道北へ出張しましたので、朱鞠内湖キャンプ場管理棟へ寄りました。
弊社が平成3年に建築したハンドカットログハウスです。


新築時↓


新築時の姿と比べると落ち着いた外観になっています。
弊社で何度かメンテナンスをしていますが、ログの状態は良好で、
ログ看板も良い雰囲気を醸し出しておりました。

北海道のログハウスは、ハンドカットログハウスからはじまりました。
その第一歩を踏み出したのは弊社創業者でした。創業者の福多(現会長)は
世界を旅して歩いています。その渡航暦は10年前に聞いたときには100カ国
を超えていました。現在はどのくらいになっているのでしょう。本人も数えていない
かもしれません。

35年ほど前にフィンランドでみたログハウスに感動し、
『これを日本に、いや北海道に建てよう!』と思いを強く抱き帰国。その後、
日本で初めて二階建てログハウスの建設大臣(当時)許可を受けたのは、
ログハウス21であり創業者の福多でした。24年ほど前のことです。
その1棟目のログハウスは、現在も北海道の湖畔で素敵なカフェとして
営業しています。

ログハウス21は日本のログハウス業界の中では草分け的存在です。しかしながら、
気候の異なる北米や北欧の建築様式とくにハンドカットログハウスを北海道へ持ち込む
には、施工技術やその維持管理方法、つまりメンテナンスに試行錯誤したのは言うまでもありません。
(北欧は北海道と気候が似ていると言われていますが、似ているだけで同じではないと
考えます。)

北海道でログハウスの第一歩を築いたが故の反省と経験は、今も受け継いでいます。

2009-07-14T09:04:00+09:002009.07.14|代表の想い|

現場検査

工事が始まってから、最初の現場検査は基礎工事の「配筋検査」です。
鉄筋の仕様と、配筋のピッチや補強すべき部分の組み方などを確認します。

コンクリートを打設すると見えなくなってしまう部分なので、
立会い検査をした上で、記録写真を残しておくのです。

「配筋検査」の次は「躯体工事の完了検査」です。
概ね屋根が完成した段階で行う検査ですが、
使用している材料や金物の取付などを確認します。
これも、仕上材を貼ってしまったら見えなくなる部分なので、
大事な確認作業となるのです。

公的な現場検査は、このほかに行政による完了検査で終わりですが、
住宅金融支援機構の「フラット35」を利用する場合には、
これまでの検査のほかに「設計審査」があり、融資対象物件への
厳しい事前チェックがなされるのです。

住宅現場においてはここ数年、消費者保護と長期優良住宅の観点から、
様々な新しい法律が施行、もしくは改正されてきました。
非常に良い方向であると思うのですが、
同時に、ルールが増えることによって造る家の形が
規格的になりはしないかと、少し心配するところもあります。

当然不合格の物件がでたことはひとつもありません。
現場検査は最低限守らなければならないルールのひとつ。
そのルールの中でログハウス21は、
「我が家だけのオリジナルな家」を造っていかねば、と思っています。

丸太を使うログハウスは、一般木造住宅が使っている材料よりもはるかに太い材料を
使っている構造体であり、金物も特注で作らせた太いものを使用しています。
ログハウス21が造る家は、「検査合格」よりもひとつ上の安心感がある建物、なのです。

2009-07-10T15:49:00+09:002009.07.10|工法|