家づくり

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北海道のログハウス

ログハウス21では、
これから北海道に移住される方や、
すでに移住していて、これから道内に建築する方、
すでに移住していて、本州に戻って建築する方など、
「移住してログハウスを建てたい!」というご相談を頂くことがあります。

その中には、
本州と北海道のログハウスの違い、
についてのご質問もあります。

いくつか例をあげると、

基礎の根入れの深さ=地面に埋まっている基礎の深さです。
氷点下の気温で土壌が凍結して、隆起することを「凍上」というのですが、
基礎の根入れが浅いと基礎が浮き上がってしまいます。
これを防ぐために、市町村によって凍結深度が決められています。
冬の気温が低く、雪が降らない地域ほど土壌が凍結しやすいので、深くなります。
北海道では浅くて50㎝の地域と、深いところでは120㎝もあります。

屋根の構造
ログハウスは、三角屋根で天井も斜めなので、屋根面に断熱材を入れますが、
北海道は、冬の寒さや、室内の暖房の熱が屋根から逃げることを防ぐために、
断熱の性能は高い必要があります。
無落雪屋根にするならば、雪の重さに耐えられる構造も必要です。

断熱性能で言えば、
壁を厚くすることや、断熱材そのものが高性能になっています。
ログ21では、冷気が入りやすい窓ガラスは、トリプルガラスが標準です。

キッチンや洗面の水栓金具やトイレも冬の凍結に備えて、
寒冷地仕様という商品を使います。基礎にも断熱をしているので、
普通に暮らしていたら水道凍結が起きることはまずありません。

他にもありますが、
北海道の家は、寒さへの備えを基本としているので
構造にかなりの違いがあるようです。

2019-02-16T16:55:00+09:002019.02.16|家づくり|

冬の土地探し

辺り一面、雪で覆われてしまうこの季節。

土地探しは出来ないものと思われがちですが、
この季節でしか確認することができないのが、
雪の降り方や付近道路の除雪状況です。

道路の状況や、敷地の雪は何処に処理するのか、
などは実際に見てみないと分からないし、
町内会で独自の除雪を行っているとしたら、
どんな感じになっているのかを確かめられます。

周りに家が建っていれば、
目当ての空き土地は雪山になっている場合が多いですが。。

雪の事以外にも、
冬は日が短いので、その場所の日陰になる時間や、
入射角が低くなる太陽光の入り方なども冬にならないと
確かめられないことです。

冬ならではの土地探し。
実際に足を運び、見ることで得られる情報は
生活するうえで大切なことばかり。
夏場以上にたくさんありそうです。

2015-02-04T16:18:00+09:002015.02.04|家づくり|

土地


どのお客様にも土地探しのエピソードがあって、

どんな暮らしを描くのかによって、環境も様々だと思うけれど、

ログハウス21のお客さまには、

電気も上下水道も来ていない・・・だけど、そのロケーションを気に入って

ご相談にこられる方も多くいらっしゃいます。

ここまでの道のりは平坦ではなかったかもしれないけれど、

いつも前向きで、「ここまできたね~![#IMAGE|S3#]」と、ご夫婦でニッコリ。

地鎮祭の直前に、ザーッと雨が降って、

つぎは、夏の青空とジリジリと暑い日差しが・・・

土地の神さまのお祝いでしょうか。

秋にはマシンカット住宅着工予定です。

2010-08-12T15:47:00+09:002010.08.12|家づくり|

家づくりは厳かな気持ちで始めよう!

今月は地鎮祭が2件ありました。

『地鎮祭』とは、簡単にいうと
土地の神様にお願いして敷地を清め、
工事の無事と、建物が何事もなくそして、
末永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。

家を新築するにあたって行う祭事にもうひとつ、『上棟式』があります。
昔々は、大工棟梁が工事の無事を祈って行っていた祭事なのですが、
最近では、建主が職人の労をねぎらい、工事の安全を祈願するのと同時に、
近隣の方々へのあいさつを含めた行事、という意味合いで行われています。

これらの祭事は建築業者の方でほとんど段取りしてくれるので、
建主さまは、やるかやらないか?を決めることになります。

地鎮祭と上棟式両方行われる方もいらっしゃいますし、
両方ともやらない方もいらっしゃいます。
また、どちらか一方だけ、というパターンもあります。
その場合は、地鎮祭をやって、上棟式をやらないかもしくは
現場で簡単なお食事会という方もいらっしゃいます。

どっちにしろ、こういった祭事は、
特にこうしなければならない、というものではないので、
ご家族や親族の方々とよく話し合って決めると良いでしょう。

わたくし個人的には、こういった祭事は行なったほうが良いと考えています。
普段は毎日神様のことを考えているわけではないけど
(あぁ、神さまゴメンナサイ。。)
家を建てるということは、普通のモノを買うのと違って、
そこに建物が末永く建ち続け、家族が住み続けるわけですから、
やはり安全に、そして健康にと願うのは当然です。
家を建てるにあたって、厳かな気持ちになり、
安全と健康を祈ることも意味のあることだと思うのです。

・・・・というようなことが、、
少しでも気になる方はやっておいたほうが良いと思います。
神さまも、その地域の氏神さまでも近くの神社でもいいし、
実際に神社を訪れたときに、
自分たちの気持ちが落ち着く神社を選んでも良いと思いますよ。

神主さんに渡す費用(=初穂料)は、神社によってさまざまですが、
大体3~4万円くらいです。
お供え物をすべて用意してくれるところもあるので、
いろいろと聞いてみましょう。

以下は地鎮祭の様子。

これだけお供え物があったら神様も大喜び?

最初の鍬入れは建主様が行うのです。

2007-07-29T14:17:00+09:002007.07.29|家づくり|

土地さがしの掟 2

きのうの夜、あるお客さまが決めかねている土地を見にいきました。
帰宅途中ということもあり、夜遅い時間での下見。

住宅街に車を止めて暗い空き地の中に入る・・・。

そりゃあもう、あやしいったらないです(笑)

でも、こんな夜遅い時間での下見というのは、実は大事なこと。

まわりの明るさや暗さがわかるし、夜の音も気になるもの。
昼と夜とではガラリと雰囲気が変わってしまう土地もあるので、
土地を選ぶときは、時間を惜しまず様々な時間帯に行ったほうがいいです。

そして、当たり前のことだけど、
北海道では、雪のない時期に探すこと。
時間の余裕があれば、雪が降った状態を見るのもいいですが、
春から着工したい場合は、前年の秋までに土地は決めておきましょう!

あと、土地に行ったら必ず足を踏み入れて、土地の中から外を見ることも忘れずに。
まわりの風景と土地の広さを感じることが大事です。

私の場合は、必ず写真を撮っておきます。
細かいところはすぐ忘れてしまうもの。
いろいろな角度から撮っておくと、あとで見返したときにすぐに思い出せるのです。

そして、あやしまれても気にしないことが大事です(笑)

『土地さがしの掟』 ← 以前の記事はこちら

2007-06-29T17:11:00+09:002007.06.29|家づくり|

ログハウスのカーテン2

カーテンどうしよう? と思うのは家づくりも終わりに近づいたとき。

ショールームにいっても、どれが似合うのかわからないし、値段を見たら結構高い。。。みんなどうやって選んでいるんだろう?って思いますよね。でも、

ログハウス造りの最後の締めは、カーテン選びである!

と言っても過言ではないのです。本当です。

とても重要な仕事なんですけど、どうやって選んだらいいのか分からない、というのが現状ではないでしょうか。

・・・・と言いつつも、カーテン選びは私も苦手なんですけど(笑)。

でも、安心してください。

自分がこうしたい!と思うイメージに合ったカーテンを選ぶお手伝いができるようになりました。

プロのカラーコーディネーターが、色の組み合わせの法則を使って、イメージに合ったインテリアづくりのアドバイスをいたします。

あなたの夢をかたちに、そして、思い描いているイメージも、かたちにいたします。

2007-05-13T22:02:00+09:002007.05.13|家づくり|

土地さがしの掟

ログハウスを建てることも大切ですが、

どの地域の、どんな環境に住むか? というのも非常に重要な問題ですね。

その場所を、そこに住む家族全員が気に入ってなくてはなりません。

たとえば・・・・ 近くに病院やスーパーがあるのか? 最寄の駅は? 通勤、通学時間は? どこの学校になるのか? 気候は? 日当りが良いのか? 近所にはどんな人が住んでいるのか? 地盤は良いのか? 騒音は? 雪の量や除雪対策は? など、細かい条件をあげればキリがありません。

さらに、予算の範囲内に納まることも大前提となると・・・・考えただけでも大変そう。

最近は、インターネットで土地探しができるようになったので、場所や価格などの条件で『よさそうな土地』の情報は、簡単に手に入れることができます。しかし、自分たちにとって本当によい土地を見つけるためには、自分たちの足で動いて、目で見て、話を聞いて見ることです。もちろん、私のほうでも、土地探しからお手伝いしますので、サポートが必要な方は、どうぞお問合せください。

そして、家族で話し合うこと。そうしていくうちに、ぼんやりしていたことが、だんだんとはっきりしてきます。土地探しのコツもつかめてきたりします。

忙しくてなかなか動けない・・・・と言っているうちは、まだ本当に家が必要ではないのかもしれません。仕事と同じかそれ以上に家族の将来は大切なはずです。自分たちのスケジュールにしっかりと組み込んで行動してください。

土地さがしの掟は『行動し、よく話し合うこと』です。

そうすれば、きっとよい土地にめぐり合えるはずです。

2020-06-02T11:37:51+09:002007.04.08|家づくり|

ログハウスとサウナ

ログハウスでサウナ室を造ったことがあります。

フィンランド製のサウナストーブは、一般的に低温サウナ用で、我々日本人には少し物足りないように感じます。

なので、そのときは、サウナストーブを2台置きました。もちろん100度越えです。

オーナー様に言わせるとやはり、サウナは強烈に暑くなくては、ということでした。

木は表面が熱くなりにくく、保温性があるということから、サウナ室には木が多く使われています。フィンランドのログハウス別荘には必ずといっていいほどサウナがあり、そして体を冷やすための湖が近くにあるのです。うらやましい別荘の過ごし方ですね。

私も暑いサウナは好きです。

一昨日、少し体調が悪かったのですが、岩盤浴とサウナに入ったら治るだろうと思い、思いっきり汗を流したところ、次の日、風邪を引いてしまいました(笑)。

『体調がすぐれない時は、入らないでください』。。。まぁ、その通りでした。

2020-06-02T11:57:33+09:002007.01.23|家づくり|

燃えない木

正確には、『燃え広がりを防ぐ天然木の外壁材』。

LH21ではこの外壁材をオプションでご用意しています。

建築基準法では、万が一、住宅が火災にあったとき、まわりに燃え広がるのを防ぐ目的で、屋根や外壁などに使用する材料に、防火に関するルールをつくっています。もちろん、この材料は、ルールに対応できるように国土交通省の正規認定を受けています。

特殊加工してできたこの板材はもちろん天然木です。仮に火をあてたとしても、その部分が特殊な炭化層を形成して燃え広がりを防ぐのだそうです。さらに有毒ガスを発生することもないとのこと。

今のところ、樹種はウエスタンレッドシダーしかありませんが、この樹種は、日本で言う「ヒノキ」の仲間で、野外の使用においても優れた耐候性と耐朽性を発揮することで知られています。

つまり、劣化しにくく燃えにくい天然木なのですね。

自然素材による外観が消えてしまった日本の街並みーそれをなんとか変えていきたい!

そんな思いからこの商品は開発されたということ。

住宅密集地だけど、「外壁に木を使いたい」というお客様に、我々も同じ思いでこれを奨めているのです。

2020-06-02T12:14:15+09:002006.12.22|家づくり|