月別アーカイブ:3月 2017

土台

今の時期、アジア向けの荷物が多くなっているということで、
少し到着が遅れているマシンカットの現場ですが、
それに合わせて土台の加工など、国内で調達する材料の準備を進めています。
土台に使用するのは、いつものように無垢のヒノキ材。
ログが積み上がれば、隠れてしまうのですが、
構造の中でも、とても重要な役割を担っていますので、
耐朽性のある材料を使っています。

2026-02-02T03:40:32+09:002017.03.20|マシンカット|

フィンランドのログハウス

今回の訪問で伺ったあるログメーカーの方が言っていたのが、
フィンランドではいま、ログハウスの需要が伸びている、という話。ログハウスが断熱材を極力使わない住宅として見直されている、
というのが理由のようです。

国全体が北海道か、それ以上寒い気候のフィンランドは、
省エネ住宅先進国です。
北海道と同じように、断熱性能をいかにたかく、そして気密を高く、
という家づくりが中心となっているようですが、
一方で、なるべく「木」だけでつくる伝統的なログハウスが
増えている、という流れもあるそうです。

「ログハウス」はフィンランドでは昔からある伝統工法。

車で田舎道を走らせていると、至る所で目にします。
住宅をはじめ、農家の納屋や車庫までログハウス。
佇まいがとても自然で、森と湖の風景にとても馴染んでいます。

工場が納入したログハウスを見せて頂きました。
これはとても立派なログハウス。
このログハウスの正面には雪原が広がっていますが、ここは湖の上。
家の前にこんな景色があるんだったら、
やはりログハウスしかありませんね(笑)。
建築中のログハウスも見せていただきました。
こちらは大工さんの自宅ログハウス。
もちろんセルフビルドです。
窓横のスペースは普通のウレタンで充填し、
窓上の断熱材は、セトリングに対応できるよう、
柔らかいウレタンにして、使い分けているそうです。
大工さんの道具にも興味がわきます。
「マキタ・イズ・ナンバーワン!」だそうです(笑)。

これはまた別のログハウス。
窓回りのデザインはメーカーによって違います。

インナーテラスのエリアに、
白樺の表皮で造られた小物が何気なく飾られていて、
雰囲気が良いですね。
人と「木」の関わり方がとても深い。
今回も、あらためてそう感じさせてくれる旅でした。

 

ログ21近況(2017年3月上旬)フィンランド視察

3年ぶりにフィンランドの東北地方にある
ログハウスメーカーを訪ねてきました。
雪のある季節に行くのは初めてです。

今回はレンタカーの旅。
天気も良く、途中の景色は美しく最高でした。

クーサモの製材工場の原木置き場。
広大な敷地に切り口の新しい原木が山積みされています。
約10日間経つと、今見えている原木がすべて入れ替わるそう。
この工場で出る木屑は、自社工場の燃料としても再利用されているとのこと。
苫小牧港でのダグラスファーやレッドシダーの山は幾度も見ていますが、
これは欧州赤松(レッドパイン)。
以前にもフィンランドの別の地方で原木の年輪を見たことがありますが、
ここにある原木も、年輪がとても細かく密で、
ゆっくりゆっくり成長してきたことがわかります。

この日の夜は、ホテルの敷地からオーロラを見ることができました!
とてもラッキーです。
今回の訪問の目的はここクーサモログハウスと、

ハーパベシのメーカーの工場にも行ってきました。

クーサモを後にして・・・途中の街で目にしたのは、
小学校、中学校、高校が一緒になったログハウスで建てられた学校。
北緯65度くらいにあります。昨年開校したばかりとか。

これはフラッシュタイプのログエンド「ダブテイルノッチ」。
フィンランドではよく見かけます。

さすがデザインの国フィンランド、
褪せた木の色の塗装と鮮やかな色でアクセント。
こんな素敵な学校に通えるなんて、うらやましい!

2026-03-29T15:27:27+09:002017.03.13|ログ21近況, マシンカット|