月別アーカイブ:2月 2008

かわいいヤツ

会長の愛犬、『ジャッキー』。
普段は余市に居るんだけど今日はこちら北広島の本社に。
もう15歳くらいになるらしく、人間でいえばおばあちゃん。
事務所に来ても寝てばっか。

でも知らない人が来ると吠えるので、
一応、番犬の役割は果たしてくれます。
(でもウチの場合、知らない人っていったらお客さんなんですけどね^^;)

普段は私が声をかけても知らんぷりするか、
寝ながら顔だけこっち向けるだけなのですが、
ごはんを食べる時だけは
わたしの言うことをきいてくれるのです。

こんなポーズをしながら、
「はやくゴハンくれ」的な表情で愛想を振りまく
カワイイおばあちゃんになるのです。

これはさすがにちょっと癒されます。

2008-02-28T20:16:00+09:002008.02.28|ログ21近況|

建築後日記

住み始めてから2ヶ月が経った。

暖房の設定温度は18~20度。
当然、室内気温もそれくらいに落ち着いている。
寒くもなく暑くもなく快適で、
人にもログにもちょうどいい気温だ。
最初ほどではないけど、
丸太の割れる音もピキピキと鳴り響いている。

これは2Fの一番目立つところに建っている柱の割れ目なんだけど、
ここだけ少し古い丸太を使ったので、最初から全体に干割れが起きている。
なのでこれ以上割れは広がらないと見ているが、さてどうなるか?

それと、角に落とした米松丸太を使ったために、
割りとヤニが多く出ている。
今のうちならシンナーで拭き取ればキレイにとれるけど、
出切っていないとまたすぐに出てきちゃう。
これもいつまで出るのか、拭き取りながら
実際の時期を調べよう。

こうやってログは、
1~2年のうちに、色いろな動きを見せてくれるだろう。
新しい発見や、新たなアイデアが出てくるかもしれない。
自宅であるのをいいことに、私は、
ちょっとした実験気分で毎日の様子を見ているのだ。

2008-02-25T18:49:00+09:002008.02.25|無垢材・丸太・自然素材|

悪いのは車?

先日、白老でやっていた工事の帰り道でのこと。
帰ってくるなり「鹿にぶつかった~」と職人。
道東ならまだしも、白老で??
幸い、スピードもあまり出していなかったらしく、
ぶつかった鹿も少しヨロめいてすぐ逃げ去ったとのこと。
人間界ではありえない「ひかれ逃げ」。
しかし逃げ足だけは速かったみたいだ(笑)。
お互い大事に至らなくて良かったんだけど、
(たぶん鹿は青アザができたくらい)
車は少しダメージを受けたようだ。

あぁ、修理代が。。
実際に見る鹿は大きく、ぶつかる衝撃も大きいので、
鹿とぶつかり死亡事故(どっちか)、というニュースを
道東方面ではたまに聞く。今回は白老で走ってたので
鹿が出てくるなんて思いもよらなかったようだ。
いきなり飛び出してくるから車にとっては、
流れ弾に当たったようなもの。
でもそれは鹿にとっても同じこと。

横断歩道のないところで渡る鹿の方が悪いように思えるが、
自然界のルールによると人間に非がありそうだ。
ここはやはり人間の方が気を付けるシカないのか?

2008-02-24T15:23:00+09:002008.02.24|ログ21近況|

天窓のススメ

余市ハンドカット。
屋根がマンサード型になっているので、
2Fの空間を広く使うことができる。

天窓もこの位置につけると
壁付け窓のように使えるのだ。

しかし天窓をつけると明るい。
特にログハウスの2Fは、妻壁側にしか
窓がつけられないことが多いので
天窓をつけて採光の調整をするのだ。
さらに天窓は、壁付け窓よりも室内を明るくするので、
吹抜けの天井に付けると、サンルームのような空間ができたりする。
天窓はログハウスに欠かせないアイテムだと思うのである。

注意事項として、
天窓で光を取り入れるために南側につけることがあるが、
その場合、夏場の暑さは多少覚悟しなくてはならない。
専用のブラインドやシェードなどをつけることができるので
明るすぎるのが気になったり、暑さを防ぐために
つけておいたほうがいいと思う。
だから天窓は、直射日光を避けて北側の屋根につけることが
多いのである。

2008-02-23T14:22:00+09:002008.02.23|工法|

自然素材の良さ

北海道近代美術館で行われている建築家展に行ってきました。

北海道の住宅や公共建築など幅広いジャンルの作品が
写真や模型、フィルムなどで展示されています。

作品の中にログハウスはありませんでしたが、
思わず立ち止まって見入ってしまう作品が多く、
じっくりと会場内をみてまわりました。

今後の自分の仕事にも役に立ちそうな
プラスの力をもらったような気がします。
建築家展は明日まで。

今回のお目当ては藤森照信先生の講演会
『自然素材を生かした藤森流建築の作り方』。
アッという間の2時間でしたが、
すごく楽しく、おもしろいお話でした。

お話の中で、
「自然素材の良いところのひとつに、
古くなったり傷ついたりしてもそれが気にならないというか、
かえって古くなるほど味が出てきたりする、
そういうのが良いと思うし、私は好きなんです。
新建材やプラスチックのような素材は、少しでも
傷ついていたり、汚れたりするとすごく気になる。
扱いやすいとか狂いが少ないというのは
非常に優れものでしかも安価で手に入るので、
とても便利なんですが、私は好きになれません。」
というようなことを仰っていて、
私はそれに大きくうなずきながら聴いていました。

ログハウスにしても同じようなことが言えるよなぁ、って思う。
古くなっていくことを受け入れて認め、
それを良いと思える感性を持ち続けていたいと思いました。

また藤森先生は、
直線であるとか、ピタぁーっと揃っているのが
お嫌いだそうで、他と違うとか、デコボコとか不揃いが大好きだとのこと。

手がけた作品をスライドで紹介して頂きましたが、
建築中の経緯やコンセプトも含めて、
どこかコミカルでププッと吹き出しそうな作品が多く、
面白オカシくもあり、勇気と元気をもらった講演会でもありました。

2008-02-09T10:47:00+09:002008.02.09|無垢材・丸太・自然素材|

自然の猛威と人間のたくましさ

2000年に噴火した有珠山の噴火口近く。

山火事のようにも見えるこの煙は水蒸気だ。
地表温度が100度を超えるため、
草木も立ち枯れている。

この煙の奥には、当時の噴火で
ぐちゃぐちゃになった菓子工場が
そのままの状態で置かれている。
噴火口の観光散策ルートになっているのだ。

美しいばかりではない自然の恐ろしさを感じるとともに、
そこで生きるひとたちの商魂たくましい姿に
感動を覚えました。

今年は近くの洞爺湖でサミットが開かれますが、
たくさんの人で賑わうことでしょう。

2008-02-05T15:18:00+09:002008.02.05|Logger紀行|