すべてはログハウスのために。
私たちは、
住宅性能の向上で先進的に取り組む新木造住宅協議会の勉強会に通ったり、
住宅の性能に関するセミナーや、省エネ講習会に通うなど、
日々アンテナを張り巡らせ、最新の情報を得ています。
ログハウスは、壁は丸太を横に積み、
梁や柱に丸太をつかう(ポスト&ビームは真壁の木造軸組工法)ことが、
特徴で、そこが一般住宅と大きく違うところなのですが、
基礎、屋根、床などのつくり方は一般住宅と共通するところがあります。
ログ壁は重要なのですが、
壁だけで家としてのログハウスの良し悪しを語っても意味がありません。
あるとき、お付き合いのある業者さんから、
ログ21さんは、(一般住宅をつくる工務店が参加する会に参加しているけど)
今後はポスト&ビームとか一般住宅を強化していくのですか?
と聞かれたことがあったのですが、
そうではなく、
すべてはログハウスに活かすためであり、最新の住宅づくりを学ぶことで、
ログハウスの性能を進化させていくことが目的であるのです。
煙突掃除の間隔はどれくらい?
お客さまから、
『煙突掃除はどれくらいの間隔で行うのですか?・・・』というご質問を多く頂きます。
薪ストーブの燃焼能力や、薪の樹種、乾燥具合によって変わってきますが、
断熱二重煙筒だった場合には、大体3~4年に一回くらいです。
年に一回はしなければならないと思っていた・・・とおっしゃる方が多いのですが、
断熱煙筒で乾燥した薪を使用していれば、毎年・・・ということはないようです。
煙筒がシングルの場合は、もう少し掃除の間隔は短くなるかもしれません。
もっとも大事なことは薪が乾燥していることです。
薪が乾燥していないと、煤が溜まりやすく、
最悪の場合には煙筒にタールがこびりついて交換になってしまうこともあります。
一回目の煙突掃除を、1~2シーズン目にすると、
煤の溜まり方から、薪の状態や焚き方を検証することができるので、
その後の目安になります。
ログ21近況(2014年12月上旬)薪ストーブ雑誌に掲載しました。
10月に取材のあった「薪ストーブ特集」
(冬を楽しむ2015/リプラン)の雑誌が出来上がってきました。
Kさんのお話から
ログハウスの蓄熱性のよさ、
薪ストーブの暖かさや温度調節のとりやすさなどが伝えられています。
住宅雑誌とはほぼ縁のないログハウス21ですが、
パラパラとページをめくって思ったこと。
白壁にこげ茶のシンプルな室内写真が多いなぁ…と。
マシンカットログハウスは、どこもかしこも木が使われている家。
あきらかに他とは違っている。
突然そのページだけ、「夢丸」になっている(笑)
紙面としての写り方では、
白壁のある家の方がすっきりとバランスがあるように見えるのは当然ですが、
家に使われる素材の質感までは伝わりません。
実際にその空間で過ごしたときに感じる木の質感による心地よさは、
別格です。