月別アーカイブ:1月 2020

皮むき

年明け最初は皮むきからスタートです。
今回の丸太は皮がしっかり付いているので、
手作業で地道に皮をそぎ落としていきます。

皮は水分を含んでいて、
今の時期、凍ってビッチリ張り付いているので、
サクサクと剥けるものではありません。。

ダグラスの皮は2~3センチほど厚みがあるので、
まるで固い土を掘っているかのよう。

道具はいくつかありますが、
凍っている皮を剥ぐのには、剣先のスコップが良さそうです。

皮を剥いた後は、
曲面カンナで荒仕上をして木肌を出していきます。

1本ずつ計測してナンバリングし、
積雪に備えます。
しばらくこの作業が続いていきます。

2020-03-06T22:05:05+09:002020.01.21|ハンドカット2020|

薪ストーブでピザ

正月に自宅でピザつくりました。
上手く焼けるコツ。
それはもう、薪の熾きづくりが全て、といっても
過言ではありません。
それができれば薪ストーブの中に入れて

7-8分で焼きあがります。
好きな具材を乗せて、
ビールとワインとで。
昼間からできるのは正月ならでは、です。

2020-01-16T21:06:00+09:002020.01.16|薪ストーブ・暖房機器|

ログハウスの気密2019

先月、省エネルギーとログハウスについて書きました。
断熱性能を高めることで、冷暖房消費エネルギーの削減につながるのですが、

省エネに関わる、よく使われる数値に、隙間相当面積=「C値」があります。

この値は、建物を建築する工程で、防湿層が隙間無く施工されているかどうかを示す数値です。
ログで言えば材と材が隙間なく、ということになります。
暖房で暖まった空気も、
冷房で冷えた空気も、
隙間があれば、外にもれ出てしまい、
暖まりにくく冷えにくい状態になり、エネルギーの削減にはなりません。

Ⅽ値は、その住宅の1㎡(1m×1mの正方形と考えて)当りにどれくらいの隙間があるかを示します。
C値=1.0c㎡/㎡は1㎡当り1c㎡の隙間を表し、
0に近いほうが良いことを表します。

北方型住宅の基準値が1.0c㎡/㎡
北海道で建築されている住宅(C値を測定する省エネに意識の高い会社)での平均値は0.5c㎡/㎡、
先進的に高断熱高気密をセールスにしている住宅会社では0.2c㎡/㎡程度までいっていると聞きます。

ログハウスは隙間だらけじゃない?・・・そうではありません。

ログハウス21では2014年以降の新築住宅でC値を測定しています。

ポスト&ビームでの最高(最良)値は0.3c㎡/㎡(3㎜角正方形相当)ですが、
この数値も、それぞれの住宅の床面積や容積が関係してきますので、
一様ではなく、0.3~0.5c㎡/㎡の範囲でした。
マシンカットでは、0.5~0.6c㎡/㎡の範囲でした。

今後も精度を上げていきたいと思っています。

(この気密とは「木が呼吸する」こととは別ものです。)

2020-03-06T22:06:08+09:002020.01.08|断熱・気密・換気|

原木搬入

昨年12月に港で確認したダグラスファーが加工場に入ってきました。
今年の冬は積雪が遅く、トレーラーも入りやすくて非常に助かります。
トレーラー3台分を3日に分けて入れます。
全て敷き並べて素性をチェック。
年明け早々、
皮むきからスタートです!

今年もどうぞよろしくお願いします。

2020-01-06T16:02:00+09:002020.01.06|ハンドカット2020|