ログハウスの気密2019
先月、省エネルギーとログハウスについて書きました。
断熱性能を高めることで、冷暖房消費エネルギーの削減につながるのですが、
省エネに関わる、よく使われる数値に、隙間相当面積=「C値」があります。
この値は、建物を建築する工程で、防湿層が隙間無く施工されているかどうかを示す数値です。
ログで言えば材と材が隙間なく、ということになります。
暖房で暖まった空気も、
冷房で冷えた空気も、
隙間があれば、外にもれ出てしまい、
暖まりにくく冷えにくい状態になり、エネルギーの削減にはなりません。
Ⅽ値は、その住宅の1㎡(1m×1mの正方形と考えて)当りにどれくらいの隙間があるかを示します。
C値=1.0c㎡/㎡は1㎡当り1c㎡の隙間を表し、
0に近いほうが良いことを表します。
北方型住宅の基準値が1.0c㎡/㎡
北海道で建築されている住宅(C値を測定する省エネに意識の高い会社)での平均値は0.5c㎡/㎡、
先進的に高断熱高気密をセールスにしている住宅会社では0.2c㎡/㎡程度までいっていると聞きます。
ログハウスは隙間だらけじゃない?・・・そうではありません。
ログハウス21では2014年以降の新築住宅でC値を測定しています。