ログ21近況(2015年4月中旬)と版画と宮沢賢治
今日はどしゃぶり雨でした。
ログ21では、マシンカットログハウスのリフォーム工事が進んでいて、
外壁メンテナンス、断熱改修などもあり、少し大きな工事です。
この先もリフォーム工事を予定しているのですが、
どちらも築20年ほどのログハウスです。
家も設備も古くなります。
家族の環境が変わることもあります。
これまで新築がほとんどでしたが、
家を建てる仕事をしていれば、リフォーム工事にも意味があって、
良くなっていくのを見るのはお客様はもちろんのこと私たちもうれしいです。
先日、新聞に暖房メーカーの広告があって、
おっ、と思ったのは、この画。
小説家、谷村志穂さんの文に挿絵に、
版画作家の「佐藤国男」さんの画です。
宮澤賢治さんのストーリー「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」などをモチーフに
多くの版画を手掛けています。
数年前に道南のギャラリーで見てからずっと、いつかは欲しいと思っていて、
昨年、函館にある佐藤さんの工房に行って、たくさんの作品の中から選ばせてくださいました。
事務所には「アメニモマケズ」、自宅にはセロ弾きのゴーシュ「午睡」を壁にかけています。
「午睡」は、ログハウスのような小屋があったことと、
ほのぼのした雰囲気が気に入っています。
新聞で思いがけず目にして、
この画のかもしだす雰囲気にあったかい気持ちになりました。
こちらからはもう少しきれいな画が見られます。谷村志穂「イーハトーブ」
ログ21近況(2015年4月上旬)事務所のリビング
3年前に新築した事務所。
来客スペースは、ソファーとテーブルと、
数冊のログハウス雑誌や洋書を置いていたのですが、
書庫や旧事務所には、大量の古いログハウス本があって、
それらの本を入れる本棚を置きたいなと思っていました。