道南杉
杉の原木を視察するため、道南へ行ってきました。
道南杉はその半分以上が本州に向けて出荷されているとのこと。
北海道で杉はあまり人気がないそうです。
赤味の色合いと木目が道民の嗜好に合わないとか。。
しかし今回の山はとても手入れが行き届いていて、
径も太く立派な道南杉を見ることができました。
この杉林の奥にある、推定樹齢200年近い杉。↓
道南では50年以上も経つ杉が伐採時期を迎えており、
本州だけではなく北海道でもその需要が期待されるところです。
ログハウス21では、丸太のほか外装や内装の仕上材にも
この道南杉のバリエーションを用意しています。
現在施工中の札幌P&B住宅の外壁にも一部使用しました。
今後の物件にも採用が決定しています。
私たちにとっても、使用している材料が近いところで育っているというのは
安心できるもの。生産者と直接話ができるのも勉強になります。
今後も杉だけではなく、道内の原産地を見てまわりたいと思っています。
ロフト
現在工事中の札幌P&B住宅。
ロフトを2ヶ所設置していますが、ログハウスのような
大きな三角屋根では2Fの天井が高くなるので、
その部分を利用してロフトを設けることができます。
このロフト、直下の2F床面積の半分以下で、なおかつ
最高天井高さを1.4m以下にすれば、建築面積には算入されず、
3F建てにもならないのです。
難しいことを考えずに簡単に設置できるというわけです。
限られた空間で、スペースを作りたいと思ったときにはオススメだし、
お子さんたちにとっては楽しい空間にもなります。
注意点として、空気がこもりやすいので、換気計画の際には、
空気の流れを作るようにしています。
なお、
現在建築中の札幌市P&B住宅は、来月(12月)中旬ごろに完成見学会を予定しています。
開催日が決まりましたら当ブログでもお知らせします。
ダッチオーブン
見学会の日の夜、
『木育ファミリー』のイベント、「ダッチオーブン料理の会」に参加してきました。
薪ストーブオーナーとしてはぜひトライしてみたいと思っていたので、
楽しみにしていたイベントです。
『木育ファミリー』では、木にまつわる楽しい催しを定期的に行っていて、
こうしたイベントを通じて、暮らしの中にある「木」のことを考えている
会員の方々と色々な話をすることができるのもひとつの楽しみです。
料理の出来栄えはというと・・・これが予想していた以上!!
メニューは「エゾ鹿シチュー」と「ローストチキン」。
用意していた素材を簡単に仕込んで、大きめのダッチオーブンへ
豪快に盛り込み、燃えたぎる薪ストーブの上に置くだけ。
出来上がるまでお話をしたり、「木の来た道」というDVDを見たりして過ごしましたが、
実は待つ時間の方が長いので、こうした時間が楽しかったりするのですね。
薪をオーブンの上にのせてましたが、このやり方は野外キャンプ用。
家の中でやると煙だらけになるのでキケンです(汗)。
エゾ鹿シチュー、できあがり。
ローストチキン、できあがり。
ヤギのチーズとパンを添えて。
食べている時間がよりいっそう盛り上がったのは
言うまでもありません。本当においしかったー。