月別アーカイブ:2月 2015

ログ21近況(2015年2月下旬)ふたつのフィンランド

先日、「白夜のタンゴ」というドキュメンタリー映画を見てきました。

タンゴを愛する3人のアルゼンチンの音楽家たちが、

「タンゴはフィンランドが発祥の地」という説を聴いて、

「そんなバカな!アルゼンチンに決まっているじゃないか!?」と憤慨し、

それを確かめるためにフィンランドを旅し、

音楽家達を訪ねて音楽で交流を重ねるうちに、

発祥の地はどこか・・・という結論ではなく、

フィンランドタンゴも素晴らしい、と思うようになります。

ロケーションは森と湖、白夜に踊るタンゴ。

フィンランドにタンゴ!?と意外に思いましたが、

シャイなフィンランドの男女が交流する場でもあるという紹介でした。

情熱的で複雑なステップのアルゼンチンタンゴと比べると

シンプルなステップとおおらかな曲調のフィンランドタンゴ。

昼食後に観たので、目を閉じそうになりましたが、

ダンスホールもフィンランド音楽家の家も音楽家達が滞在するコテージも

東屋、納屋、いろんな場面でハンドからマシンカットまで、

ログハウスが出てくるので、見入りました。

もうひとつは、2月15日までだったのですが、

帯広美術館のムーミンでおなじみの「トーベヤンソン展」へ行ってきました。

画家だったトーベヤンソンの油絵も多くありましたが、

風刺画や、ムーミンの原画も多くあって、楽しめました。

2015-02-28T10:15:00+09:002015.02.28|ログ21近況|

ログ21近況(2015年2月下旬)

冬の間、食べるものが少ない小動物たちのために、
家の庭にエサ台を作っておいたところ。。
2日目の良く晴れた朝に、小さいエゾリスがやってきました。

ここは山麓なので、普段から雪に小動物たちの足跡が残っていて、
なかなか姿を見ることは無かったのだけれど、
ようやく姿を見ることができました。
このあと、山雀(ヤマガラ)やヒヨドリなどの野鳥も来て、
あっという間にエサがなくなり・・

まだ少しの間続く冬の楽しみがひとつ増えました。




2015-02-26T10:39:00+09:002015.02.26|ログ21近況|

建築士定期講習

3年に一度の定期講習。
9:30~17:40までの講義は疲れますが、
法令の改正内容や、最新の技術、動向などの情報を聞いてきました。

2015-02-24T19:00:00+09:002015.02.24|ログ21近況|

偉大なるログハウスの教本

以前に何度も繰り返して読んでいた雑誌類を引っ張り出してみた。
会社の書庫には夢丸の創刊号から揃っていて、
かつて皆が参考にしたデルラドムスキーの連載コーナー『究極のログビルディング』や、
海外のログハウスビルドのハウツー本など、時間を忘れて読みふけってしまいました。

アメリカ、カナダはもちろんのこと、ロシアやスウェーデンのログ加工の教科書などもあります。基本的に、プロではないけれど、ログハウス(ハンドカット)をつくりたい、という人のための本、という位置づけです。アラン・マッキーの「エコロジカルログビルディング」などは、できるだけ地球にダメージを与えずに、全て人力でログハウスをつくる、というコンセプトで書かれていて、ログハウスはエコロジーなもの、という価値観で語られているのです。

80~90年代の途中まで、「山と渓谷社」から出版されていた『夢の丸太小屋に暮らす』。
ログハウスファンなら誰もが一度は手にしたことがある雑誌です。
現在は隔月発行ですが、1990年当時は8号めにして「季刊化決定記念特大号」となっています。この雑誌を私が初めて目にしたのもこの頃だったかな。

この本の中でも、「人の力のみで木を運ぶ方法」などを紹介していますが、当時は、自然に優しい方法で、できるだけ人の力で、というのがログハウスの一つの魅力となっていたようです。人力で皮をむき、チェーンソーを使って丸太を削る。今ではさすがに動力の道具は使いますが、それでも職人の手をこまめに使いながらログハウスはつくられていきます。

地球にダメージを与えない家づくり。初心を思い返す時間でした。




2015-02-16T08:57:00+09:002015.02.16|代表の想い|

管理建築士講習

管理建築士の講習会に出席しました。

平成17年に起きた構造計算書偽装事件を契機として、
再発を防止するために見直された制度のひとつがこの講習。

建築士は「法に定められた規範に基づく責任」はもとより、
それより高次にあるプロとして、
「倫理規範に基づいて果たす責任」が強く要求される。
建築主の期待に応えると同時に、
地域に末永く存在する建築物をつくりだす立場として、
法令順守と公益の立場に立って最善を尽くすこと。

技術的な話のほかに、高い倫理性を持つことが必要。
というような内容でした。

2015-02-06T18:17:00+09:002015.02.06|代表の想い|

冬の土地探し

辺り一面、雪で覆われてしまうこの季節。

土地探しは出来ないものと思われがちですが、
この季節でしか確認することができないのが、
雪の降り方や付近道路の除雪状況です。

道路の状況や、敷地の雪は何処に処理するのか、
などは実際に見てみないと分からないし、
町内会で独自の除雪を行っているとしたら、
どんな感じになっているのかを確かめられます。

周りに家が建っていれば、
目当ての空き土地は雪山になっている場合が多いですが。。

雪の事以外にも、
冬は日が短いので、その場所の日陰になる時間や、
入射角が低くなる太陽光の入り方なども冬にならないと
確かめられないことです。

冬ならではの土地探し。
実際に足を運び、見ることで得られる情報は
生活するうえで大切なことばかり。
夏場以上にたくさんありそうです。

2015-02-04T16:18:00+09:002015.02.04|家づくり|