月別アーカイブ:1月 2015

ログ21近況(2015年1月下旬)

事務所の窓辺には小さいけれどふっくらと丸い野鳥がときどきやってきて、

野鳥辞典で調べたけれど、見つけられない。

似ているのは・・・たぶんツグミではないかと・・・

以前にはアカゲラが来たことがありました。

相変わらずトンビは加工場の森から国道を挟んで反対の林まで行き来しています。

この一週間は雪も少なく、

机に向かって図面や見積もりを黙々とこなす本当に穏やかな日々でした。

さて、先週の北海道新聞に目を通していると、

豪華なログハウスの写真が!!

それはウクライナの前大統領の邸宅について不名誉な内容でしたが・・・

以前にTVにも映ったことがあって、豪邸~、と思っていた。

フィギュアスケートのプルシェンコさんの別荘はハンドカットログハウス。

正月にTVで放送されて、室内も紹介されていたのですが、

外壁も室内も真っ白に塗装されておしゃれでした。

ロシアのメドベージェフ元大統領の別荘もマシンカットログハウスだとか。。。

北欧生まれと言われるログハウス。

北欧は歴史的にロシアとの関係が深く、

その技術はロシアから入ったものとも言われています。

またフィンランドログの輸出先第一位はロシアだそう。

日本に入ってきているマシンカットログハウスのほとんどの形状は、

フィンランドでは、クラシックスタイルとかロシアンスタイルと呼ばれているものです。

2015-01-31T20:03:00+09:002015.01.31|ログ21近況|

ログハウスの気密

ログハウスはあたたかい。

あたたかいを漢字で書くと、

温かい

暖かい

となる。

ログハウスは構造体が丸太でできている。

木に囲まれるとリラックスできて、そのぬくもりは心を温かくする。

では、「暖かい」はどうか。

冬は暖房で暖めた空気を逃がさないためには断熱性とか気密性が関わってくる。

他に蓄熱性と言うのがあって、これはログハウスのもっとも長所なのだけれど。

あるとき、契約のその席でお客様から、

室内に木を使った住宅会社のパンフレットを見せられた。

その文章にはストレートにログハウスの悪口が書いてあった。

ログハウスは隙間だらけで寒い。と。。。

お客様は昔からログハウスに住みたいと思っていて、

たまたま目にしたパンフレットを見せてくれた。

木の家といえばログハウス。木材使用量では他の比ではない。

木の家で検討する人も一度はログハウスってどうなの?と

思い浮かべるだろうから、比較対象にされるのかもしれない。

確かに数年前の寒いログハウスはあったと思う。

けれど、それはログハウスだけの問題じゃなくて、

基礎や床、屋根の構造その他の細かな配慮がなかった。

一般木造住宅だって寒い家はあったから、

だから、建築会社は勉強会やグループをつくって研究し向上しようとしているんです。

では今、ログハウスが隙間だらけか?

木造住宅ではポリフィルムや気密テープで気密を取るのだけれど、

横積みのログハウスでは、ログとログの間は膨張テープで気密を取っている。

昨年、建築したマシンカットログ(フィンランドラミネート)で気密測定を行ったのですが、

かなりいい結果が期待できるものでした。

打ち合わせ漏れにより、測定準備に不備があり、

残念ながら正確な結果が出なかったのですが。。。

当然すべき準備ができていて、

正しく準備できれば、C値は0.5~0.6㎠/㎡くらいでしょう。とのことでした。

普段から、薪ストーブの火の着き方を見ていると「けっこう気密高いな。」と

思っていたけれど、ログ壁の気密性に自信を持ちました。

現在、高性能住宅でトップクラスでは0.1~0.3㎠/㎡

その次のクラスが0.4~0.6㎠/㎡、

北方型住宅ECOの基準では1.0㎠/㎡以下です。

もっとこうすると、更に成績が上がると思われるのは、

ログ壁とは全く別の施工部分で、すぐに取り組み改善できるものでした。

つまりログハウスは隙間だらけ・・・なんて過去の話。

そもそも、過去なら一般住宅だって改善すべき点は多々あったはず。

ログハウスは北海道よりもっと寒い北欧のもの。

ログハウスも日々の積み重ねで向上しているのです。

気密測定で得られるC値とは、
その家の1㎡あたりで何㎠相当の隙間があるか。。。というものです。
C値=0.2は1㎡あたり0.2㎠の隙間という意味。

2015-01-24T13:58:00+09:002015.01.24|断熱・気密・換気|

建築基準法講習会

建築基準法講習会に出席。
毎年行われているのですが、法改正など新しい動きもあったので講習を聞いてきました。
テキストは北海道の建築法規解説のバイブル。
ログハウス建築では『内装制限』や『延焼のおそれのある部分』などにおいて、この本のお世話になることが多々あります。

ログは木構造であり、室内外はほとんど木の仕上げですから、ログを長年やっていると建築法規の中でも『防火』に関することは詳しくなりますし、薪ストーブやガス、灯油を採用するに当たり、室内の仕上材を規定する『内装制限』についてもログハウスは大いに関係してくるからです。

最近では、防火ログも一般的に建てられているので『延焼のおそれのある部分』については配置計画で苦労することが無くなりました。薪ストーブなどの火器設備も、木で囲まれた室内での設置規定がありますので、解説の内容を参考にしながら検討しています。

特に薪ストーブの設置の際には、ややこしい計算が伴ったりして頭を悩ませたりしますが、安全な設置のためには欠かせない作業です。

ログハウスでキッチンにガスコンロを使用するときは『内装制限』に注意です。「下がり壁」を設けなくてよい緩和規定が告示でありますが、特定不燃材料で覆わなければならない範囲が割と広くなり、現実的には適用できないことがほとんどです。間取りや配置で工夫を凝らす必要があります。

建築地の行政によって若干の解釈の違いがあったりして戸惑うこともありますが、基本的にはこの解説書の内容に基づいて法規をチェックしていますので、今回の講習会に出たことで知ることができた新しい動きをこれからの設計に生かしたいと思います。

2015-01-22T22:16:00+09:002015.01.22|工法|

ログ21近況(2015年1月中旬-2)とログハウスのリフォーム

週末、札幌は大雪で、膝まで積もりました。

自宅はとくに風の強い地域にあるので、雪は激しく舞い上がって

外壁も雪化粧でした。

さて、ときどきご相談を受けるログハウスのリフォームです。

以前からログハウスの増築工事などはたまにありましたが、

最近ご相談が多くなったのは、

ログハウスが住宅として浸透して年数が経った証でしょう。

子どもが大きくなったので、そろそろ個室を増やしたい、

家族構成の変化や、家主が変わったり、

築年数が経ったので、トイレ、洗面、キッチンなどの

水回り設備を新しいものに交換したい、

など、ご希望はいろいろです。

昨年秋に工事した、対面キッチンの交換工事です。
メーカーから取付の職人さんが2人と電気屋さん、右で作業しているのは、大工です。

大工の仕事は、

不要になった吊戸棚やカウンターを外したり、細かな納まりや、

キッチンを設置するために下地の調整を行います。

この時のキッチンの特徴は、

魚焼き器をつけず、IHコンロは2口のみだったことです。
電子オーブンのグリル機能を使うので、魚焼き器はつけないとのことでした。
ごく標準の大きさのキッチンで、幅2550㎜奥行き650㎜でしたが、

調理スペースを広くとるために、シンクも少し小さいサイズに。

節水や節電、省エネだったり、おそうじもしやすくなったり、

水回りの設備機器も、日進月歩です。

2015-01-19T20:00:00+09:002015.01.19|ログ21近況|

ログ21近況(2015年1月中旬-1)

正月休みの間、穏やかな天気が続いたと思っていたら、
吹雪の仕事始めとなった2015年。

今年の工事計画や積算、プラン作成など、
年始からやるべきことが山積みとなっております。。

息抜きで『札幌芸術の森美術館』へ。
ずっと行きたかった影絵で有名な藤城清治さんの展示です。
動物や自然を画いた作品が特に心惹かれました。

藤城清治さんの最大の影絵の作品は生田原のちゃちゃワールドに展示されています。
この展示では縮小版がありました。北海道の四季が美しく見入りました。
ちゃちゃワールドは行ったことありますが、曖昧な記憶で・・・
チャンスがあればもう一度大きな影絵を見たいものです。

雪が積もる季節になると、夜の訪問者が分かるようになります。
夏の間に姿を見せなくなってしまった野兎が戻ってきたようです。

他にもキツネやシカ、エゾリスと思われる足跡が縦横無尽に付いてましたが、
一度、夜通し鑑賞してみたい冬の夜の加工場です。

2015-01-16T15:50:00+09:002015.01.16|ログ21近況|