薪ストーブ・暖房機器

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ダッチオーブン

見学会の日の夜、
木育ファミリー』のイベント、「ダッチオーブン料理の会」に参加してきました。
薪ストーブオーナーとしてはぜひトライしてみたいと思っていたので、
楽しみにしていたイベントです。

木育ファミリー』では、木にまつわる楽しい催しを定期的に行っていて、
こうしたイベントを通じて、暮らしの中にある「木」のことを考えている
会員の方々と色々な話をすることができるのもひとつの楽しみです。

料理の出来栄えはというと・・・これが予想していた以上!!
メニューは「エゾ鹿シチュー」と「ローストチキン」。
用意していた素材を簡単に仕込んで、大きめのダッチオーブンへ
豪快に盛り込み、燃えたぎる薪ストーブの上に置くだけ。

出来上がるまでお話をしたり、「木の来た道」というDVDを見たりして過ごしましたが、
実は待つ時間の方が長いので、こうした時間が楽しかったりするのですね。

薪をオーブンの上にのせてましたが、このやり方は野外キャンプ用。
家の中でやると煙だらけになるのでキケンです(汗)。

エゾ鹿シチュー、できあがり。

ローストチキン、できあがり。

ヤギのチーズとパンを添えて。

食べている時間がよりいっそう盛り上がったのは
言うまでもありません。本当においしかったー。

なべ係。

この楽しそうな表情。

2009-11-15T23:37:00+09:002009.11.15|薪ストーブ・暖房機器|

煙突掃除

今日はモデル住宅で煙突掃除。

まずはストーブ本体に一番近いところの煙突を外し、
そこにビニール袋をかぶせます。

本体側の煙突接続部の中。
少しススがたまってます。

次は、屋根に上がり煙突トップの笠を外し、
上からフレキシブルに曲がる錘付のブラシを
上下に動かしながら落とし込み、内部を掃除していきます。


上から落ちてくるススがビニール袋にたまっていきます。
2シーズンフルタイムで使用しましたが、ススの量はわずかなもの。
薪の乾燥具合と焚き方がよろしい、ということです。

次はストーブ本体の掃除。
天板を外し、出口付近にたまったススを確認。

こっちは結構ススがたまっておりました。
これを掃除機でキレイに吸い取って完了です。

全体的にススの量が少なかったので、
このままの使い方(薪と焚き方)を続けていれば、
次回の点検掃除は4~5年後くらいでOKでしょう、とのこと。

薪の乾燥具合と焚き方次第で
ススの量にかなりの違いが出るそうです。

薪ストーブを設置して、1~2シーズン後くらいに煙突掃除をすると、
ススの付着具合で、自分が使っている薪と焚き方が良いかどうかが分かるので、
薪ストーブを設置されたお客様には、最初の煙突掃除は早めにどうぞ、
とお勧めしています。

2009-08-06T23:01:00+09:002009.08.06|薪ストーブ・暖房機器|

薪ストーブ

もうすぐ春分です。
雪解けもすすみましたね。

冬に大活躍の薪ストーブも、そろそろお休みしようか、
もしくは主暖房を早々に切って、
GW過ぎまで薪ストーブで過ごされる方もいらっしゃると思います。

さて、その薪ストーブですが、
ログハウス21のお客様に圧倒的に人気なのが、
ダッチウエストジャパンのエンライトです。
偶然にも4組のお客さま連続でこのストーブが採用されました。

燃焼方式は「リーンバーン燃焼」。少ない燃料(薪が燃えて発生する可燃ガス)で
多くのエネルギー(熱)を長時間得ようというシステムです。

ダッチウエストの故郷アメリカでは、自動車だけではなく、
薪ストーブの排ガスもEPA(環境保護局)によって厳しい規制がかけられています。
この規制をクリアしているダッチウエスト製品は、
燃費もよく完全燃焼に近い状態で燃え尽きるので、煙突からは煙がほとんど出ません。

こちらは、ログハウス21のロングセラー、
LH21オリジナル薪ストーブです。鋼鉄製薪ストーブ。

5ミリ厚の鉄板は鋳物薪ストーブと違い、熱伝導が高いので本体がすぐにあたたまります。
燃焼方式はクリーンバーン方式。
シンプルなデザインと大きな燃焼室が人気の薪ストーブ。
口コミからご購入されるお客さまもいらっしゃいます。

最後はフランコベルジュ社の薪ストーブ
エナメル仕上げのクラシックな姿が特徴です。

ひとつの燃焼室で2回燃焼させるクリーンバーン燃焼は、
構造もシンプルであるため、メンテナンス性が高く、
消耗部品も少ないという特徴を持ちます。
ヨーロッパ製らしいデザインがログハウスにも似合います。
機能もシンプルです。

2009-03-17T00:37:00+09:002009.03.17|薪ストーブ・暖房機器|

炎の思い出

我が家では、
あともう少しだけ必要な薪ストーブ。
先の土曜日も急に寒くなったので、
薪に火をつけることにした。

火の番をしていると
つい手を休め、
燃える炎を見つめてしまう。

昔小さい頃よく、父と一緒に庭で焚き火をしたのを思い出す。
燃やすものといえば、落ち葉や家のゴミだったけど、
炎が上がると今と同じように黙ってそれを見つめていた。

イモ好きの父は、
サツマイモをアルミホイルに包んで
燃え盛る炎の中に入れてた。
焚き火が終わったあと、
アルミホイルを探して中を開けると
ホクホクの焼きイモが出来上がっているのだ。
今から思うとゴミと一緒に焼いた焼きイモって・・・
なんて思うが、当時はみんなで火を囲んで食べるのが
とても楽しかったりしたのだ。

・・・・・火を見つめているだけのはずが、いつのまにか
食べ物の話になってしまったけど、
でも今は庭先で焚き火なんかできない。
つまり庭先で焼きイモができないのである。
でも薪ストーブなら堂々と火遊びができる。
実際に薪ストーブをいじっていても、これは結構楽しい。
ん~やはり、火を付けたり見たりしてワクワクするのは
人間の本能なのだろうか?

よし、今度は薪ストーブで焼きイモをやってみるか。

と、火を見つめていて思った夕食前のひと時。

単にハラへってただけかも。。

2008-03-31T15:56:00+09:002008.03.31|薪ストーブ・暖房機器|

薪は乾燥してないとダメです

ちかくに住んでいるお客さんから、薪ストーブの
「薪が燃えにくくなったんだけど~」と相談が入った。
専門外ではあるが、お客さんよりは詳しいので、
とりあえず原因を探るべく見にいってくることに。

薪ストーブで燃えにくくなる原因のほとんどは
煙突内部にススやタールがこびりつき、詰まってくること。
そのまま無理して焚き続けると、最悪の場合、
煙突内部でタールなどに発火して、煙道火災になる恐れがある。
まだ身近でそんなことになった事例はないけど、
煙突屋さんの話では、外の煙突出口から火を噴くらしい。。。
最悪、家に燃え移ってしまうこともあるそうだ。
だから、燃えにくくなったと感じたら、早めの処置が必要なのである。

今回のお客さんもやはりススがたまってたのが原因だった。
煙突を軽くたたくと少し鈍い音がする。そうして落ちたススが
ストーブの煙道出口付近にたまっていた。

これ以上燃やし続けると完全に燃えなくなるところだったが、
掃除をすれば何とかなりそうな状況だ。
日をあらためて、煙突屋さんに掃除してもらうことになった。

ススやタールが付く最大の原因は薪の乾燥具合。
乾燥していない薪を燃やすと煙が大量に出て、炉の中で
急速に乾燥して燃える。その際に、水分と煙が混じって煙突の中を
通っていくので、煙突内部の壁にススやタールとなってこびりついてしまうのだ。
一度こびりついて冷えると、固くなってしまうので除去するのは容易ではなくなる。
煙突の上からブラシが付いた長い棒でこすっても取れるものではない。
そうなってしまったら、煙突を全てバラして、一本一本こすり落とすしかなくなってしまう。
こびりつきがひどい場合は煙突の総取替えだ。
これは費用的に何十万もするので、かなりの痛手だ。

そうならないためにも、普段からマメにメンテナンスやチェックをし、
燃やす薪は良く乾燥したモノを使うようにした方が良いのである。

2008-03-20T11:38:00+09:002008.03.20|薪ストーブ・暖房機器|

寒!

温暖化の記事を書いた次の日くらいから
北海道は完全に冷凍庫になりました。。

ここ北広島の事務所の最低気温計は17日に
-17度を記録してた。
こりゃさすがに寒い。というより痛い。
16年目で30万キロ目前の我が愛車も
ここ数日の朝はちと渋り気味。

北海道では暖房に灯油を使用している家庭が多い。
最近は電化住宅が増えてきてはいるが、
過去に建った家では断然灯油暖房が多い。
これだけ冷え込んでくるとさすがに暖房の運転を切ることはできないので、
一日中つけっぱなしだ。
パネルヒーター方式だと給湯ボイラーと合わせて
1日10リットル以上も消費するなんてのは良くある話。
金額にしてひと月、3万円から、5~6万円もかかる家があるそうだ。
広い家だともっとかかるかもしれない。

ウチのお客さんはログハウスだけに
薪ストーブを設置する方が多い。
主暖房にしているお客さんも少なくない。
私も補助暖房として薪ストーブを使用している。
薪の確保さえできれば、この灯油代高騰の折、理想的な暖房方式だ。
灯油代がこのまま高騰する状態が続けば、
薪ストーブはもっと広がるかもしれない。

でも、灯油ドロボーならぬ薪ドロボーも増えるかも。。
違法伐採とかね。

しかし、灯油代、車の燃料もそうだけど、
何とかならんのかね、まったく。

2008-01-22T18:31:00+09:002008.01.22|薪ストーブ・暖房機器|