ログハウス(丸太組工法)の電気配線は、丸太を通して配線する部分と、

丸太以外の壁や天井、床下を通して配線する箇所とがあります。

丸太に通す配線の穴は、北広島の加工場で仮組したログを、

解体しながら空けて、現場に持ってくるのです。そのため、

ログハウスの場合の電気の配線計画は、早い段階で打合せ&決定しておく必要があります。

ハンドカットログハウスで北広島加工の場合は、仮組を解体するまでに決めればよいのですが、

フィンランドのマシンカットの場合、

ログを発注する際に電気配線計画を決定していなければならないので、

ログキットが建築地に到着する約4か月前にはスイッチやコンセント、照明器具の位置まで

決めておくことになります(ログ壁以外は現場で変更できる部分もありますが)。