家づくり

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木育(もくいく)ファミリーに参加しています

木育ファミリーとは、

木とふれあい、木に学び、木と生きる
こどもをはじめとするすべての人が、
木を身近に使っていくことを通して、
人と、木や森とのかかわりを主体的に考えられる
豊かなこころを育むことです。
木育ファミリーホームページより)

という理念に賛同する個人、企業、団体の集まりです。

ログハウス21は、たくさんの無垢材、たくさんの樹種を扱う会社として、
木とかかわり合い生きていくことの大切さを考えていきたいと思い、
賛助会員として参加しています。

その木育ファミリーの会員証である「木の卵」。
先日総会があり、今年の分を頂いてきました。
木の特質を擬人化した木育占いというのがあり、
これが、親しみやすく、おもしろいのでご紹介いたします。


(左は今年選んだエンジュ、右は昨年選んだクルミ。背景はカバの床材)

エンジュを選んだあなたは

マメ科の広葉落葉樹、インゲン豆状の種がつく木。
材は暗めで独特の質感。
堅くて重く、保存性がいいことから床柱、家具材に。
「延寿」でお守り、「槐」の字で魔よけに使われることも。
そんなあなたは、
一見近寄り難い印象のある人。もっと自分の世界を外にアピールしてみては?

クルミを選んだあなたは

クルミ科の広葉落葉樹で、
その中でも実を食用にするのは、テウチクルミ。
木材に使用するのはオニグルミが多く、種類が異なります。
材は落ち着いた渋みのある茶色で、
ヨーロッパなどでは人気のある家具材。
そんなあなたは
落ち着いた印象を与え、周囲を和ませる存在。

(木育ファミリー木育占いより)

(他には、エゾマツ・サクラ・イチイ・キハダ・セン・ニレ・ホオ・ナラ等)
木育ファミリーHP

2026-02-24T16:48:12+09:002009.06.16|家づくり|

道南杉の工場

現在施工中の家の外壁には「道南杉」を使います。
先日、その外壁材をつくっている工場を訪れ、
道南杉の現状と今後の展望などの話を聞いて来ました。

自社で育てている杉林から切り出された立派な丸太は、
50~60年生のもの。


杉は耐候性があるので、外装材としてもよく使われているのですが、
特に赤身の部分(丸太の中心に近いところ)の耐朽性は
ヒノキを上回っているとのお話でした。

今回の外壁にもこの道南杉の板を使いますが、
赤身の割合が多い良質な製品であることをあらためて確認してきました。

今後は道産カラマツ材についても、実際に目で見、生産者にお話を聞く機会を
つくりたいと思っています。

2026-02-24T16:48:12+09:002009.04.26|家づくり|

薪ストーブ

もうすぐ春分です。
雪解けもすすみましたね。

冬に大活躍の薪ストーブも、そろそろお休みしようか、
もしくは主暖房を早々に切って、
GW過ぎまで薪ストーブで過ごされる方もいらっしゃると思います。

さて、その薪ストーブですが、
ログハウス21のお客様に圧倒的に人気なのが、
ダッチウエストジャパンのエンライトです。
偶然にも4組のお客さま連続でこのストーブが採用されました。

燃焼方式は「リーンバーン燃焼」。少ない燃料(薪が燃えて発生する可燃ガス)で
多くのエネルギー(熱)を長時間得ようというシステムです。

ダッチウエストの故郷アメリカでは、自動車だけではなく、
薪ストーブの排ガスもEPA(環境保護局)によって厳しい規制がかけられています。
この規制をクリアしているダッチウエスト製品は、
燃費もよく完全燃焼に近い状態で燃え尽きるので、煙突からは煙がほとんど出ません。

こちらは、ログハウス21のロングセラー、
LH21オリジナル薪ストーブです。鋼鉄製薪ストーブ。

5ミリ厚の鉄板は鋳物薪ストーブと違い、熱伝導が高いので本体がすぐにあたたまります。
燃焼方式はクリーンバーン方式。
シンプルなデザインと大きな燃焼室が人気の薪ストーブ。
口コミからご購入されるお客さまもいらっしゃいます。

最後はフランコベルジュ社の薪ストーブ
エナメル仕上げのクラシックな姿が特徴です。

ひとつの燃焼室で2回燃焼させるクリーンバーン燃焼は、
構造もシンプルであるため、メンテナンス性が高く、
消耗部品も少ないという特徴を持ちます。
ヨーロッパ製らしいデザインがログハウスにも似合います。
機能もシンプルです。

2026-02-24T17:01:53+09:002009.03.17|家づくり|

木の家が落ち着く理由~明度との関係

一番明るい色は「

白は清潔な色。

日本人は、白が好きな人が多いといわれているそう。

ログハウス21のつかう自然素材には、内装仕上げの漆喰や珪藻土に白がある。

もう少し丁寧にいうと、

黄みを帯びたごくうすい灰色とか

赤みを帯びた黄みのごくうすい灰色などで、真っ白ではないのだが、

色の面積効果で白に見える。

光の反射率が高く、室内を明るくする効果が最もある。

明るい空間は気持ちがよいですよね。

色彩心理の分野では、

白色は緊張感や疎外感を持ちやすく

コミュニケーションに影響があると言われているのだそうです。

カフェやレストラン、リゾートやサロンなどの非日常空間は例外ですが、

人は真っ白な空間に長時間居ると疲れてしまうのだそうです。

こころや体を落ち着けるためには、ある程度明るさを抑える必要があるのです。

明るさを表す尺度を明度といいます。

明度1.0~9.5 黒が1.0、白が9.5 数値の高さは明るさを表します。(*1)

高明度(およそ9.5~7.5)中明度(およそ7.0~4.0)低明度(およそ3.5~1.0)

他に色味(=色相)、色の強さ(=彩度)という尺度がありますが、

明度だけで素材をみると、

ログハウス21で採用する無垢材では、

パイン材はやや高明度寄りの中明度、レッドシダーは中明度

(パインは経年変化で中明度に移行します)

なるほど、

定期的に見学会を開催する物件では、

一階の、高明度の漆喰で仕上げた明るい吹き抜けのダイニングでは、

「明るくて気持ちがいいですね」との感想を多く頂きます。

二階の、中明度のレッドシダー張りのリビングでは、

「変わってる」「これは樹種は何ですか」というのが最初の感想ですが、

腰を落ち着けてゆっくり過ごされた後に、

「落ち着く」「とても居心地がよい」との感想を頂きます。

建築地の採光条件や、どのように使われる空間なのかによって、

明度の(素材の)バランスを計画することも大切だと考えています。

(*1)マンセル表色系より

Log House 21 HP

2026-02-24T16:48:12+09:002009.02.28|家づくり|

屋根の雪はどうする?

ログハウスは、ほとんどが三角屋根で、軒が長いのが特徴です。
普通の住宅よりも屋根の面積が大きく、
その大きい屋根に積もる雪の量は、ハンパではありません。
その雪をどうするか?
プランを考える上では、とても重要なことなのです。

屋根の形や流れ方向を考えるときは、
雪のことだけではなく、太陽光が入る方向や北側斜線規制なども
考慮しなければなりません。建てる地域、敷地の広さ、方角、積雪の量
などの違いによって、屋根の仕様や流れ方向を提案しています。

延べ床面積で35~40坪の住宅でいうと、
例えば50~70坪程度の広さの住宅地では、ストッパールーフなどの
落雪防止措置屋根材を勧めています。理由は、落雪場所を確保するために、建物を境界線から
一定の距離を確保しなければならないので、土地を効率的に使えないからです。
落雪防止仕様にすると、境界線から最短で50センチまで近づけることができるのです。
(地域によって違う場合がありますので、建てる地域の条例を確認して下さい)

80坪以上あると、敷地に余裕ができるので、
落雪仕様にして、雪を落とす方向をある程度選ぶことができます。
ただし、落とした雪をそのままにしておくと、
建物側にも雪が多い被さってきますので、除雪が必要になってきます。
屋根面積分の雪かきは結構大変なものです。

敷地に雪を落とす場所がたくさんあっても、除雪を楽にできるという意味で
落雪防止措置を選択しても良いかもしれません。土地の広さに関係なく、
高齢になってからの除雪の負担を軽くできるという理由で落雪防止措置を勧めたりもしています。

落雪防止措置を検討するときに、積雪が建物にとって負担がかかるのかどうかというのは、
現在ではあまり問題になることはありません。地域によって積雪量の基準が
決められていて、その重さに耐えられる構造にしなければならないように
なっているからです。ログハウス21では、強度基準よりも1ランク上の材料を
屋根の構造材として使用するようにしています。

そもそも三角屋根は構造上、平らな屋根よりも強度が高いというのも、
落雪防止措置を勧める理由のひとつです。

これは私の家ですが、屋根は7寸勾配(10:7)の落雪防止措置仕様です。

屋根に積もった雪は冬の間、風に飛ばされたり溶けて沈んだりを
繰り返しているので、思ったほど高く積もっていません。
(あまり積もっているようには見えませんが、地上では1mくらい積もってます)
屋根から落ちる雪を心配しなくていいというのは、やはりラクなもんです。

2026-02-24T18:32:00+09:002009.02.09|家づくり|

木肌の質感と表情

1枚のレッドシダー(外壁材)の表と裏です。
どちらが表なのか分かりますか?
①は表面がラフに仕上げてあり、②はカンナを掛けています。

①ラフ面
②プレーナー(カンナ掛け)面
正解は①のラフ面。
原産地であるカナダやアメリカでは、
表面がザラザラのラフな面を表として使う価値観があります。
『木』の質感を生かすために、極力手を加えないラフな状態のままが良いと
いうことなんでしょうね。
ログハウスも素材そのままを使用する建物。
レッドシダーのラフ面は、丸太との相性も良く、
ログハウス21でも外壁にはラフ面を表にして使っています。

ラフな表面は光の反射がやわらかく、
陰影がつくので落ちついた味わい深い表情をかもし出します。
塗装も染込みが深くなるので、防腐効果が高いといわれております。

しかし日本では、ラフ面ではなくカンナ掛けされた面を表にするのが標準のようです。
あらかじめ言っておかないと、このレッドシダーの裏表を
逆にして貼ってしまう大工もいるそうです。
また、建築に使用される『木』というのは節がなく色幅も少ない方が良いとされる
価値観が昔からあります。確かにきれいなんですけどね。
平面的というか、表情が感じられない。。

実際は、木の表面がザラザラしていたり、形が不揃いであるとか、
節や色幅があったりしたほうが、本来の木の質感や存在感を
感じることができると思うのです。つまり、より自然な状態に近い材料や、
素材を生かしたもののほうが心地良かったりする。これはログハウスが
好きだと思う感性と同じですよね。

外壁には木の質感を感じられるようにラフ面を施工して、

人が触れることが多い内装には、プレーナー面を使用します。

プレーナー面でも、節や色幅があると、木の表情を感じることができます。

「木の家」と呼ばれる建物はたくさんありますが、
その中で「あ、この家いいな」と直感的に思うのは
木の存在感がたっぷり感じられる「木の家」なんです、私の場合。

2026-02-24T16:48:12+09:002009.01.26|家づくり|

本物の重み

築78年の木造住宅にお伺いする機会に恵まれました。
新築当初から代々引き継いで住まわれており、
今も住宅として普通に使用されています。
一部補修したり補強した部分もあったそうですが、
そのほとんどは、新築当時の素材がそのまま残っているそうです。

私の関心はやはり『木』が醸し出す経年の重み。
この雰囲気は10年や20年では出せません。


ドアの取っ手金物も78年間使っているとのこと。

階段や廊下、床や建具にもふんだんに木を使っていました。外壁も木です。

『木』という素材の良いところのひとつは、使い込まれると表情が変化し味わい深くなること。
新築時から時を経て別の雰囲気が生まれてくることだと思っています。
それは突然ではなく知らず知らずのうちにそうなってくるものです。
人が年を重ねると見た目は老けて(古くて?)も人間味が増してくるのと似ていますね。
永く大事に住まわれてきた人の気持ちが、家に込められているのだとも思います。
本物の木の家だからこそ、それができるんですね。

2026-02-24T16:48:12+09:002009.01.20|家づくり|

木のリサイクル

ログハウス21加工場では木クズが大量に発生します。
なかでも、チェーンソーを使ったときに出るオガクズはフワフワなので、量もかさばります。
P&Bの住宅1棟で4~5㎥くらいは出るでしょうか。

ログハウス21ではこれをゴミとして処理するのではなく、
木クズをリサイクルしている工場に持ち込んでいます。
代表的なのがペレットストーブの燃料。

木クズを粉砕したあと、何も混ぜることなく圧縮して固めるだけでこうなります。
オガクズ以外にも、木っ端や木の表面についている皮も
工場に持ち込んでリサイクルしてもっらています。
それらは、ペレット以外の木質燃料の原料になったり、パルプのチップになっているのです。

丸太は、ログハウス21の加工場に原木の状態で到着し、
ビルダーが製品として加工しますが、発生したオガクズや木っ端は
絶対にゴミとしては燃やしません。リサイクル工場に持ち込んで再利用してもらっています。
木はとても優れた素材。家を造るために使用する部位以外に
捨ててしまうような部分はひとつも無いと思っています。
余った短い丸太や曲がり木の端材でちょっとした小物を作ることができますし、
薪割りをすれば、薪ストーブの燃料にもなります。

木を再利用し、無駄にしてはいけない気持ちを持つこと。
我々造るものが持たなければならないとても大切なことだと思います。

2026-02-24T16:48:12+09:002008.11.09|家づくり|

ログハウス21の断熱工事

ログハウスは夏涼しく、冬暖かい建物。
しかしログハウスといえども、
実際はログ以外の床があって、屋根、天井があって、P&Bだと丸太以外の壁があるので、
その部分の断熱をキチンと施工しないとそうなりません。

ログハウス21の断熱工事は、BIB断熱工法を採用しています。
BIB断熱工法の特徴は、
・吹き込み用グラスウール断熱材を使用。繊維同士が接着し固定するため垂直の壁や
 斜め天井に使用しても、振動や衝撃による沈下や変形の心配がない。そのため、
 高い断熱性を恒久的に維持する。
・吹き込むことにより断熱材が隙間なく入り込むので、暖房配管や電気、電話などの配線周り
 の施工も手間がかからず完璧に施工できる。
・短時間で施工できるので、施工直後に全てを一度に見渡しチェックすることができる。
・木材が乾燥などによってやせても、断熱材には弾力性があるので木材面に対して
 隙間ができない。
・無機質材料のため不燃性であること。
・IBEC(財:建築環境・省エネルギー機構)の評定取得工法なので安心して採用できる。

*上の写真左側のピンク部分がBIB断熱。シートに穴をあけてそこから機械で吹き込む。
 ちなみに天井の黄色の断熱材は2F床の防音のために吹き込んでいます。

そして、断熱材の性能を永続的に効果あるものにするのがこの銀色の防湿シートです。
これを断熱工事が終わったあとに上から貼ります。
これは室内で人が生活する時に出る水蒸気を断熱層の中に侵入させない役割を果たす
ものです。このシートを気密テープで隙間なく貼っていきますが、特に丸太との間は気密
テープを念入りに貼り、丸太がやせても切れ目ができないようにします。
さらに、このシートにはアルミを蒸着させていて、輻射効果を持たせています。つまり魔法瓶のような保温効果が期待できるということです。防湿+保温という優れたシートをBIB工法とともに採用し、確かで丁寧な施工をすることによって、恒久的に高い断熱性を維持することができるのです。

ログハウス21は以上の理由でBIB工法を採用していますが、技術は日々進化しています。
魅力的で楽しいログハウス、プラス暮らしやすさを追求するため、我々も断熱に限らず住宅性能に関する研究を続けています。

そして工法云々も大事ではありますが、どの工法でも一番大事なことは「確かな施工」です。
ログハウス21は私たちが造るログハウスに最適な工法を選択し、確かで丁寧な施工をすることがとても大事なことであると考えています。

2026-02-24T16:49:44+09:002008.11.04|家づくり|

こだわりのWRC

WRC=ウェスタンレッドシダー。

ウチのログハウスでは、PB、MCの外壁仕上材の標準仕様です。
その色合いと芳醇な香りが特徴で、耐朽性が極めて高いことで知られています。
原産は北米。日本にも原木は入ってきてますが、ログ用ではなく
ほとんど製材用として加工されてしまいます。希少材でもあり価格は高め。
でも、耐朽性があり長持ちすることを考えれば、それだけの価値はあると思います。
今回の北広島マシンカットの妻壁もこれです。

まだ色を塗る前ですが、この色幅がいいですね。
今日は、現場で外部塗装の下打ち合わせ。
明日、オーナーさまと現場で最終確認です。
WRCの色合いを生かしつつ、個性ある外観を狙いましたが、
塗装仕上がりが待ち遠しく感じられます。

2026-02-24T16:48:12+09:002008.06.22|家づくり|