ログハウス21加工場では木クズが大量に発生します。
なかでも、チェーンソーを使ったときに出るオガクズはフワフワなので、量もかさばります。
P&Bの住宅1棟で4~5㎥くらいは出るでしょうか。

ログハウス21ではこれをゴミとして処理するのではなく、
木クズをリサイクルしている工場に持ち込んでいます。
代表的なのがペレットストーブの燃料。

木クズを粉砕したあと、何も混ぜることなく圧縮して固めるだけでこうなります。
オガクズ以外にも、木っ端や木の表面についている皮も
工場に持ち込んでリサイクルしてもっらています。
それらは、ペレット以外の木質燃料の原料になったり、パルプのチップになっているのです。

丸太は、ログハウス21の加工場に原木の状態で到着し、
ビルダーが製品として加工しますが、発生したオガクズや木っ端は
絶対にゴミとしては燃やしません。リサイクル工場に持ち込んで再利用してもらっています。
木はとても優れた素材。家を造るために使用する部位以外に
捨ててしまうような部分はひとつも無いと思っています。
余った短い丸太や曲がり木の端材でちょっとした小物を作ることができますし、
薪割りをすれば、薪ストーブの燃料にもなります。

木を再利用し、無駄にしてはいけない気持ちを持つこと。
我々造るものが持たなければならないとても大切なことだと思います。