ログハウスしかない!と思ったワケ その3
転職しよう!
そう思ったのは、
ログハウスが、もしかしたら自分でも造れるんじゃないか?
と思ったのがそもそものきっかけ。
まさに黒板五郎の世界。
そこで、いろいろ調べてみると、
ログハウス業界には『ログビルダー』という仕事があることを知る。
チェンソーで丸太を刻み、組上げる。
つまり、ログハウスを造る職人だ。
ログビルダー・・・・なんと魅力的な響きだろう。
それまで、ログハウスに興味はあったが、
自分でログハウスを造るところまでは考えてもいなかった。
私は、人より手先は器用な方だと思うけど、突出しているわけではないし、
ましてや、日曜大工の類は、いままでしたことはない。
だけど、なぜだか知らないが自分にはできる、という自信みたいなものがあった。
とにかくおもしろそうだ。
しかも、それが仕事にできれば尚いい。
さらに調べてみると、
ログハウス21で、長期のログスクールをやっているという。
ここで技術が学べるのか!
さっそく電話して、直接話を聞きに行った。
その時に社長から言われた言葉。
『3年はメシ食えねぇぞ!』
え?マジ?
でもそりゃそうだ。
技術を身につけないと話にならない世界。
大工もそうだが、10代のころから親方について仕事を覚え、
10年で一人前と言われるのに、当時の私は30歳。
技術と体力が必要なのはもちろんのこと、
他にもいろいろな知識や能力が必要なのだ。
それをこの先、一から身につけなければならない。
それまでに時間がかかるということだろう。
しかし、思い立ったらあとには引けない性格+楽天家である私は、
そう言われても、既にログビルダーになった自分を思い浮かべて
ニタニタとしていたのである(笑)。