代表の想い

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ログハウスしかない!と思ったワケ その3

転職しよう! 

そう思ったのは、
ログハウスが、もしかしたら自分でも造れるんじゃないか?
と思ったのがそもそものきっかけ。
まさに黒板五郎の世界。

そこで、いろいろ調べてみると、
ログハウス業界には『ログビルダー』という仕事があることを知る。
チェンソーで丸太を刻み、組上げる。
つまり、ログハウスを造る職人だ。
ログビルダー・・・・なんと魅力的な響きだろう。

それまで、ログハウスに興味はあったが、
自分でログハウスを造るところまでは考えてもいなかった。

私は、人より手先は器用な方だと思うけど、突出しているわけではないし、
ましてや、日曜大工の類は、いままでしたことはない。

だけど、なぜだか知らないが自分にはできる、という自信みたいなものがあった。
とにかくおもしろそうだ。
しかも、それが仕事にできれば尚いい。

さらに調べてみると、
ログハウス21で、長期のログスクールをやっているという。
ここで技術が学べるのか!

さっそく電話して、直接話を聞きに行った。

その時に社長から言われた言葉。
『3年はメシ食えねぇぞ!』

え?マジ?

でもそりゃそうだ。
技術を身につけないと話にならない世界。
大工もそうだが、10代のころから親方について仕事を覚え、
10年で一人前と言われるのに、当時の私は30歳。
技術と体力が必要なのはもちろんのこと、
他にもいろいろな知識や能力が必要なのだ。
それをこの先、一から身につけなければならない。
それまでに時間がかかるということだろう。

しかし、思い立ったらあとには引けない性格+楽天家である私は、
そう言われても、既にログビルダーになった自分を思い浮かべて
ニタニタとしていたのである(笑)。

2007-06-22T18:23:00+09:002007.06.22|代表の想い|

ログハウスしかない!と思ったワケ その2

ログハウスの事が気になり始めてからも、
相変わらず狂ったようにキャンプと渓流釣りをしていた。

ある年、その釣り場を求めて、海外まで行ったことがあった。
釣りのためだけの海外ツアーだったが、
宿泊先である現地フィッシングガイドが所有していたロッジは、
偶然にもログハウスだった。

その頃、自分が漠然と夢見ていたのは、
湖のほとりでログハウスに住みながら、釣り三昧の日々を送ること。

行った先のロッジ周辺はまさにそんな環境だった!

これで私は完全にヤラれた(笑)

そこで見た景色やロッジの雰囲気は今でも鮮明に覚えている。
ちなみに、我が社のホームページ、トップの背景写真は、
そのロッジから湖に向かって撮った朝焼けの写真である。
『ログハウス21日記~ライジングサン』参照

次の年もまったく同じ場所に行き、その想いを強くした私は、
それからというもの、釣り雑誌の他に、ログハウスの雑誌も合わせて買うようになり、
建てるかどうかは別として、住むならこんなログハウス!というイメージを膨らませていた。

しかし私はそのとき、転勤のある会社で働いていたので、家を持つなんてことまでは考えていない。。

現実には難しいけど、住むならログハウス、という風に、あいまいに考えていた。
しばらくは、自分の中で憧れの存在のままだった。

時を同じくして、私は30歳を目前に、自分の仕事と将来について悩んでいた。

もっと自分を生かせる仕事があるんじゃないかっていつもぼんやり考えていた。

この北海道にずっといられて、やりがいのある仕事はないかと。

そして、ログハウスに携わる仕事ができるかもしれないと知った30歳の時、

私は転職を決意した。

2007-06-16T22:49:00+09:002007.06.16|代表の想い|

ログハウスしかない!と思ったワケ その1

私が北海道に来ることになったのは、就職した会社で配属されたのが始まり。

そのとき私は22歳。
もちろん、まだ若いので「家を持つ」なんてことはこれっぽっちも考えていないときでした。
しかも、この雪の多い北海道で一戸建てに住むということは、すごく大変なことだろうと、
当時の私は思っていて、

ましてや、転勤がある会社だったので「家を持つ」ことはない、とさえ思っていました。
つまり、今の私とはまったく違う感覚で「家」のことを考えていたんですね。
そんな私がなぜ、北海道でログハウスを造る仕事をすることになったのか?

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話は変わるけど、
北海道に来て私は、アウトドアを楽しむことが増えた。
特にキャンプと渓流釣りには会社の休みのすべてをそれに注ぎ込むほど、熱中した。
とにかく楽しくてしょうがなかったなぁ。

小さい頃、親に連れられて釣りやキャンプに行ったことや、
兄や友だちと外で遊んでいたことを思い出していたのかもしれない。

その頃は家にいると親に、「外で遊んで来い!」なんていう風に言われて育ったものだから、
外で遊ぶことは当たり前で、しかもその頃はまだ身近にある自然が、
遊び場として成り立っていた時代だった。だから、魚や昆虫を採ったり、
林の中で秘密基地を造って遊んだりすることが楽しくて仕方がなかった。

そして、毎日のように林や川、海へと繰り出して、暗くなるまで外で遊んでいたのだ。
まさしく、その時代を思い出すかのように外で遊びまくっていた20代・・・。

そんなときにある雑誌で目にとまったのが「ログハウス」。
ああ、ログハウスか。こんな家もあるんだ・・・。
ん~、なんかワクワクする家だな、しかも、自分の趣味や生活スタイルにバッチリ合ってそうだ。
とにかく雰囲気がいい。

それからというものの、外で見かけるログハウスが目に止まるようになり、
少しずつ自分の中で「住むならこんな家がいいな」と思うようになっていった。
こうして、私のログハウスに対する強い憧れは、北海道に来てから、芽生え始めたのです。

2007-06-08T23:29:00+09:002007.06.08|代表の想い|

ログハウス21が造る家

ログハウスに暮らし始めると、

新鮮な木の香りとその感触に癒され、

心地良い幸せを感じることでしょう。

時が経つほどに木質の風合いが増し、

ログハウスは愛着のある家へと変わっていきます。

そしていつの日か、そこに住む家族とログハウスが、

ともに生き続けているのだということに、

あらためて幸せを感じることでしょう。

我々は、住む人の幸せを造っています。

創業25年目を迎えたこれからも、

我々はログハウスだけではなく、

そこに住む人の幸せをも造っているのだという事を

常に想い続けていきます。

住む人と造り手が力をあわせて、

その喜びや幸せをログハウスで表現し、

自分たちが生きてきた痕跡を次の世代に残していく、

そんな家造りをしていきたいと思っています。

2020-06-02T12:24:16+09:002006.12.09|代表の想い|