代表の想い

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こだわりがあるからログハウス


建築中の豊平の現場では、

玄関ドアがついて、室内は断熱の準備に入っています。


10mもある梁が5,6本、9mくらいのものが10本位入っています。

何度見ても、何度触れても、
「いいな、すごいな、」と思います。

ログハウスはこだわりの住宅です。
ハンドカットにしてもマシンカットにしても、ポスト&ビームにしても、
他ではない、丸太で構成される住宅。
他の木の家とは、ひと味も二味も違う。

この丸太の家は、
ライフスタイルへの価値観までも変えてしまう力があるかもしれない。
違うかな・・・、価値観を持っているからログハウスに暮らす。

例えば、家仕事をしたくなること。
庭や畑をつくったり、デッキやアプローチも自分でやってみようか!

そういうふうに時間をかけて、家と関わり作り上げていく。
そういう気持を大きくさせる魅力があるのがログハウスの力なんじゃないかと思います。

2010-03-29T23:59:00+09:002010.03.29|代表の想い|

木の宿・ハンドメイド

私の楽しみのひとつは、
木や自然素材を使って建てられたお店とか、
ハンドメイドの宿やカフェを探しては訪れることです。

セルフビルドは楽しい反面、意外に細かな計画の上に成り立っていて、
なおかつ重労働だから、ときに、こころが折れてしまいそうなこともあるのだろうな、
と想像できるけれど、

『オーナー自らのハンドメイド』は、
その細かいところ全てがオリジナルで、同じものは二つと無い。
セルフビルドにはとてもかないません。

多少、ザックリとしていても、
その汗と知恵から湧き出る『味わい』は最高!
とても愛着がつまった建物だと思うのです。

手づくりが好きで、木の家『ログハウス』に住みたい!
この気持のいい手づくりの木の家を、もっとたくさんの人に味わってもらえたら、
きっとすごくいいと思う!

そういう宿やカフェに行くと、私がそう感じた原点に立ち返るのです。

最近訪れた宿・カフェはここです。
・スロウinn楓
セルフビルドではないけれど、建築設計士さんのとても遊び心のある楽しい木の家。
ダッチオーブン料理最高でした。そのときの記事はこちら

・スプウン谷のザワザワ村
手づくり感満載で童話の世界にあるような建物が素敵。
雪景色も最高。

・ries cafe
ビックリするくらい太い柱があるカフェ。
クッキングストーブで作る焼きたてのアップルパイがたまらなく美味い。

2010-02-03T01:38:00+09:002010.02.03|代表の想い|

モデル住宅のこと~脚が思うように動かなくなったとき

モデル住宅は、
高齢者の方にも使い勝手が良いようにトイレや
間取りなどを工夫しています。

バリアフリー住宅ですから、室内での歩行補助器や車椅子の使用はできます。
でも、まだ少し自分の足で、家の中なら何とか歩けるという場合は、
手すりなどの設置場所が必要です。
手すりがあれば、自分の脚で歩くことができる方は多いそうです。

(介護保険を受けて手すりを設置)(11月13日写真追記)

怪我をしてしまったり、病気になったり、高齢で脚が思うように動かなくなったときに、
間取りの使い勝手のよしあしが重要なのだとおもいます。

2009-11-08T00:20:00+09:002009.11.08|代表の想い|

北海道ログハウスの第一歩

道北へ出張しましたので、朱鞠内湖キャンプ場管理棟へ寄りました。
弊社が平成3年に建築したハンドカットログハウスです。


新築時↓


新築時の姿と比べると落ち着いた外観になっています。
弊社で何度かメンテナンスをしていますが、ログの状態は良好で、
ログ看板も良い雰囲気を醸し出しておりました。

北海道のログハウスは、ハンドカットログハウスからはじまりました。
その第一歩を踏み出したのは弊社創業者でした。創業者の福多(現会長)は
世界を旅して歩いています。その渡航暦は10年前に聞いたときには100カ国
を超えていました。現在はどのくらいになっているのでしょう。本人も数えていない
かもしれません。

35年ほど前にフィンランドでみたログハウスに感動し、
『これを日本に、いや北海道に建てよう!』と思いを強く抱き帰国。その後、
日本で初めて二階建てログハウスの建設大臣(当時)許可を受けたのは、
ログハウス21であり創業者の福多でした。24年ほど前のことです。
その1棟目のログハウスは、現在も北海道の湖畔で素敵なカフェとして
営業しています。

ログハウス21は日本のログハウス業界の中では草分け的存在です。しかしながら、
気候の異なる北米や北欧の建築様式とくにハンドカットログハウスを北海道へ持ち込む
には、施工技術やその維持管理方法、つまりメンテナンスに試行錯誤したのは言うまでもありません。
(北欧は北海道と気候が似ていると言われていますが、似ているだけで同じではないと
考えます。)

北海道でログハウスの第一歩を築いたが故の反省と経験は、今も受け継いでいます。

2009-07-14T09:04:00+09:002009.07.14|代表の想い|

もうすぐ春なので・・・

事務所の前に屋根付ポーチを製作中。

ついでに外観も少しだけリニューアル中。
いままであんまり外見を気にせず営業していたんだけど、
これからはちょっとお洒落にいかなきゃね~、と思いまして。。
もうすぐ春だし、色気づいてきましたの。ふふ。

2008-03-07T18:48:00+09:002008.03.07|代表の想い|

ログハウスしかない その7 ~創業時の想い~

弊社ログハウス21のロゴマークの中には白熊がいる。

ここは北海道なのになぜヒグマじゃなくて白熊なんだろう?と
思っていたが、その考案者でログ21の創業者でもある福多に
理由を聞く機会があった。
「白熊は群れをなさずに単独で行動するから好きなんだ」と。

1981年に福多がログハウスの勉強のためにカナダのスクールに
通っていたときのこと。
同期の生徒にアラスカ出身の男がいて、
その人から見せてもらった白熊の形をしたプレートが
モチーフになっているという。

日本に帰ったらログハウスの会社を創る。
翌年の1982年に㈱ログハウス21は設立された。

当時日本ではログハウスの認知度は低く、
ログハウスを建築する会社もほとんど無い頃のこと。
周りからは変わり者だと思われた。
そんな時代にひとりでログハウス21を造ったということからも、
この白熊を会社のロゴマークにした想いが伝わってくる。

昨年末にその福多は会長に就き、私が社長になった。

この創業時の想いをしっかりと胸に刻みつつ、
ログハウス21はゆっくりと新しい時代に進んでいきます。
新体制で望む2008年は、明日から営業開始です。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2008-01-06T17:21:00+09:002008.01.06|代表の想い|

ログハウスしかない!と思ったワケ その6

新人の頃の私は、ハンドカットこそログハウスだ!と思っていて、
マシンカットやポスト&ビームにはさほど興味が持てなかった。
丸太がふんだんに使われていないから、やっぱり物足りなさを感じてたのだろう。
ハンドカットは野性味にあふれ、ワイルドな感じがたまらなく良かった。

でも、少しずつプロジェクトに参加させてもらい
ポスト&ビームやマシンカットの加工や組立を経験するようになると、
徐々にマシンカットやポスト&ビームにも、魅力を感じるようになった。
そして自分が手がけた物件の完成を目の当たりにすると、
それがハンドでもマシンでもPBでも、これが一番!と思っていた(笑)。

実際の施工に携わることで、施工例や雑誌を見るだけでは感じられない、
それぞれに良いところを知ったからだ。

数年して、プロジェクトのリーダーを任されるようになると、
自分の家を造るような気持ちで取り組むようになった。
何回も穴のあくほど図面を見て、完成をイメージしながら仕事をした。
そうすると途中から図面を見なくても、建物の詳細が頭の中に入っているので、
人から聞かれてもすぐにどうすれば良いかを指示することができるようになった。

そんなことを繰り返しているうちに、
どのログスタイルで建てるのが良いのか?ということよりも、
「住まい」としてのログハウスはどうあるべきか?
ということを考えるようになっていった。

素朴な山小屋も好きだが住宅地に建つログハウスもいい。
ログハウスといえども「家」であり「住宅」である。
木が好きな人や自然を愛する人が、一日が終わって帰る場所を
居心地の良いログハウスに求めるのは必然であると思う。

ログハウスを造る仕事をするようになって初めて
「家」を造ることの意味について考えるようになったのだ。

この世界に入る前に抱いていたログハウスへの想いが、
よりいっそう自分の中で深まっていくのを感じていた。

2007-09-03T21:01:00+09:002007.09.03|代表の想い|

ログハウスしかない!と思ったワケ その5

人間、覚悟を決めると強いもので、
大変なことが起きてもこれは修行だ!と思えるものだ。
修行だと思えれば乗り越えることができる。
また、ツラさには限度がないので、
自分がツライと思ったらそれが限度になる。
つまり、ツライかツラくないかを決めているのは自分自身ということだ。

しかし私が学生の頃、ラグビーをやってたときの練習はツラかった。
これは地獄だ・・・なんて思うこともあった。
肉体的なツラさはまたちょっと種類が違うのかもしれないけど、
あの時の自分の限界は少し低かったのかもしれない。。。

でも今ならその理由が分かる。
練習は「こなすもの」と思っていたからだ。

で、何が言いたいかというと、

私はこの仕事をしていてツライ、と思ったことはないということ。

今は、仕事とはいえ、
やらされているわけでもこなしているわけでもないからである。
自分が好きで選んだ道、
どんなことが起きても自分がなんとかしなければ、
という思考回路になっているために
自分の限界レベルが異常に高いのである。
もちろん、大変なことはいっぱいある。
でもそれをツライと思わないでいられるのも、
「ログハウスしかない!」っていう覚悟ができたからだと思う。

ラグビーも好きだったんだけど、
練習に対しても、これは修行だ!って思えて取り組むことができていたら、
自分の限界がもっと上のレベルにあったことだろう。

そしてその後、きっと有名な選手に育っていたに違いない(笑)

2007-08-04T17:04:00+09:002007.08.04|代表の想い|

熱い想い

今年中にPB(ポスト&ビーム)の住宅を2棟建てるのですが、
既に丸太の加工が先週から始まっています。

そのうちの1棟のお客さまのお話。

その方は、
20年以上も前の学生時代から弊社Log House 21のことをご存知で、
ついに今年、永年の夢であったログハウスを建てる決意をされたとのこと。

そんな熱い想いをしたためたお手紙を頂いたのがきっかけで、
ログハウスの建築計画はスタートしました。

もう、感激しました。。

そして感激したと同時に、
20年来の想いを我々に託して下さったということに対しても、
大きな責任を感じずにはいられません。

家を建てるということは、
人生の中でもっとも大きな行事のひとつです。
当然、簡単に決断できるものではありません。
そして、お客さまの数だけその想いや理由があると思うのです。

いやぁ、なんとなくログハウスがいいから、って言ってる人でも、
聞くと、実はドラマがあったりするのです。

だから私はよくお客さまに、
なぜログハウスを建てようと思ったのですか?と聞きます。
その話を聞くのが好きだからです。

そしてそれは、
我々が仕事をするうえでの原動力になったりするのですね。

そんな熱い想いを知ったビルダーたちの仕事っぷり↓

こころを込めて造ってますよ~^^

2007-07-16T17:54:00+09:002007.07.16|代表の想い|

ログハウスしかない!と思ったワケ その4

私の前職はタイルメーカーの営業マン。

営業先は大型建築物件を扱う大手建築設計やゼネコン。
文化ホール、商業施設、ホテル、官公庁物件、病院etc.
車を走らせていると自分が納めた建物に出会うことは多い。

今と同じ建設業界ではあったが、その頃『住宅』に関わることはほとんどなかった。

私はタイルを売ることで『焼き物』の知識を身につけ、
そしてその『焼き物』であるタイルを建築材料に使うと、
半永久的にその質感を保つことができる、ということを知った。
だから、自分が納品したタイルの建物が、
ずっとそのままかたちとして残っていくことに
仕事としての満足感と達成感を感じていた。

かたちが残るものを造る、その感覚は今と同じかな。

タイルは自然の土からできている、というところも好きだった。

しかし私は、もっと自分を生かせる仕事を探していた。
自分が造ることをしたい、って思ってたのかもしれない。
結婚してからちょうど3年になる妻とも話し合い、
自分たちの人生をより充実したものにするため、
入社以来8年勤めた会社を辞めて、
ついに私はログハウスの世界に入った。

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最初はログビルダー見習いである。

でもやっぱり私は、外で体を動かすのが合っている。
雨や雪の日は、つらくもあったが、早く仕事を覚え一人前になりたい、と考えていた。

ログハウスのスペシャリスト、専門家になりたいと最初から思っていた。

だから、ログハウスの事は何でも知りたいと思ったし、
その知識を身につけ、作業を経験することが
自分のこれからの人生において、すごく大事なことになると思った。
作業もするけど、お客さんとも話ができるようになりたいと思ったし、
ログハウスの事を人に語れるようにならなければ、という思いが強かった。

だから、建築の知識も必要だと思い、通信講座で建築の勉強をしたり、
建築管理の資格を取るようにもした。
作業に必要だから移動式クレーンの資格も取った。

転職して、果たしてやっていけるだろうか? と不安に思うこともあったが、
この世界で生きていこう!がんばろう!と、
私は決意を新たにしていた。

2007-07-08T15:21:00+09:002007.07.08|代表の想い|