ログ21近況(2015年9月中旬)
3年連続世界チャンピオンの実演は圧巻の一言。代表作のひとつ、「アメリカンイーグル」。
全国のログビルダーが一堂に会し、
これからのログハウスについて大いに語り合いました。
別のイベントでは、地震に強いログハウスについてのパネルディスカッション。
東日本大震災による地震と津波でも、家財が流されることなく
少しの被害で済んだ丸太組構法の強さと、
修理、改修の容易さについてのリポートがありました。
自分にとって刺激になると同時に励みにもなります。
今回はログハウス協会の理事として、手伝いで参加しましたが、
これからのログ業界のためにも、
微力ながら役割を果たすことが出来ればと思っています。
ログ21近況(2015年8月上旬~下旬)ログメンテ
8月前半は、
2011年2月にお引き渡しのマシンカットの塗装メンテです。
札幌近郊では暑い日が続きましたが、
丘の上のログハウスでは職人曰く「過ごしやすかった」そうです。
美しくお色直しです。
塗装後には、「新築にもどったね。」とご夫婦におしゃって頂きました。
8月後半は
2003年お引き渡しのポスト&ビームの塗装メンテとポーチと階段の改修です。
豪雪地に建っていて、冬は雪をかぶってしまうこともあり、
12年経って傷みました。
ポーチはコンクリートにタイルだとメンテが少ないのでは?
とご質問をいただくこともありますが、タイルが割れたり剥がれたり・・・
一緒にコンクリートも欠けたり・・・
やはり補修が必要になることが多いようです。
こちらは築20年以上のゴルフ場のログメンテです。
土台ログの入れ替えです。
当時はよく見られたのですが、傷みやすいという理由で、
現在の新築では、土台にログを使っているところはほとんどないはずです。
黒岳石室にてテント泊
8月に念願の山中テント泊に行ってきました。
まずは大雪山の中で一番近い黒岳のテン場です。
オートキャンプは何度も何十泊も、もしかしたら百泊以上したかもしれませんが、
自分でテントを背負って山に入ったのは初めてです。ザックは18㌔!
テントから2,3m先では、人間には目もくれず、
リスが忙しく動き回って、キツネは獲物を銜えて走りすぎていきます。
(くわえていたのはナキウサギだった・・・)
野生の世界におじゃまさせてもらっているのです。
目にうつるのは、絶景ばかりで…
山での夕食は日暮れ前、まだ明るい時間です。
夜は管理人さんによる天体観測が行われて…
天の川に流れ星、人工衛星と宇宙ステーションまで肉眼で見えて…
天体望遠鏡で土星も見せてもらいました。
こういうの子供の時に見ることができたら・・・世界が広がるだろうな、
と普段見ることのない星空に感動しました。
お盆中はずっと出勤していたので、
会社のデッキで新しく買った飯盒で混ぜご飯を炊いてみました。
飯盒はスウェーデン製。底が広いと火が均一に回り、焦げにくいのだそうです。
匂いで確認。
軽いおこげ。。。うまくできました。
次回は山でお米炊きたいですが・・・もう9月。
大雪の朝はもう氷点下近くまで下がってくるから、来年かもしれません。
ログ21近況(2015年7月下旬)
丸太や木材の乾燥が終わる頃に行う最初の塗装は、
塗料の木材への浸透付着も良好で、ムラも少なく仕上がります。
もちろん、丁寧な下地サンディング処理は必要です。
今年は塗装メンテナンスの依頼が多く、
秋までの間、他工事の合間を縫って塗装工事をいくつか予定しています。
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こちらは別のお宅の庭に建築している物置兼作業小屋。
床面積が10㎡を超えるので確認申請が必要です。
境界線にも近いので、壁を防火構造にしています。
小さいながら、住宅並みのスペック。
コンクリートの土間と個室もあってキャンプ道具、
バイクなどのメンテナンスをしたり、釣りの準備をするための小屋です。
家の中にこういったものを置くスペースは中々作れません。
趣味専用の小屋は、あこがれの建築でもあります。
2015年 登山
札幌近郊の砥石山で足慣らしをした後に向かったのがオロフレ山。
天気も良く羊蹄山の眺めが良好でした。
ここから眺める十勝岳はちょっと別世界です。奥に見えるのは表大雪。
このとき、ふもとでは30度を超える気温でしたが、
尾根は風もあり、肌寒いくらいの気温でした。
いつも下から眺めていた山々の稜線を歩いている、
ちょっとした幸せ気分を感じながらの贅沢トレッキング。
思ったより時間がかかって最後はヘトヘトでしたが、
体脂肪率はグイッと下がります。
秋までにあとどれだけ登れるか。
ログ21近況(2015年6月下旬)P&Bログ建込
P&Bログの建込みです。
今回は建坪30坪の総2階建ての住宅です。ログ本数も58本あり、
加工に1か月を要しました。
ログ21近況(2015年6月中旬)続:ログリフォーム
6月に入ってからは、
小樽のマシンカットの断熱改修と配管全取替え、
水回り機器のフルリフォーム工事中です。
わたしもほぼ毎日現場へ通いました。
暮らしながらのリフォーム現場では、
お客様の負担を少なくするためにできるだけ
工事期間を短くできるように考えますので、
毎日劇的に状況が変化します。
昨日まで使っていたキッチンやお風呂がなくなって、
床や壁を作り直して、ログも一部カットしたり下地をつくっていく。
新築工事のように、
キッチンもやりながら、リビングもちょっとやるではなく、
その場所を黙々とつくり上げていきます。
先週末にほとんどの工事が終わり、
キッチンもできました。
毎日ごはんをつくってくれるおばあちゃんのために、
もっと使いやすいキッチンにしてあげたいという
お客様からのご依頼です。
対面式L型キッチンから、I型へレイアウトを変更しましたので、
既存配管などの跡がついた床や壁の一部を張り替え、床下収納もつけました。
窓も新設です。
キッチンに立っているときに、
お天気や外の様子が感じられることは大事なことじゃないかと思います。
ログハウスの場合は、
窓は後からでも意外に簡単に付けやすい構造になっていることも、
特徴です。