北広島マシンカット
見学会は好況のうちに終わり、
本日は再度のハウスクリーニング。
見学会にご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
最後にまた写真を何枚か。
ログと住む人を守ってくれる大きい屋根。
この広いリビングのなかでは、大きな出窓のそばが特等席になりそう。
薪ストーブも超大型。
前の家でも薪ストーブのヘビーユーザーだったという建主さまのために、
大きな薪小屋も用意しました。
このテーブルセットとログ階段は、建主さまが18年間過ごしたハンドカットログから
移設したもの。表面をカンナで削り、新品同様に生まれ変わりました。
新しいマシンカットでも一緒に過ごしていくのです。
お引渡しは、もうまもなくです。
これから先も、ログとともに永いお付き合いの程、どうぞよろしくお願いします。
皮むき
ハンドカットの加工はまず皮むきから。
杉の皮はむきやすく、ドローナイフを使うまでもないほどやわらかい。
いつもダグラス(米松)を刻んでいる我々からすると、このやわらかさは
作業効率的にちょっとウレシイ感じがする。
チェンソーもサクッと入ってく感じらしい。
とはいえ、今回の加工で使う丸太の数は約70本。
しばらくは地道な皮むき作業が続きます。
その間、「チーフ」と呼ばれる加工責任者は、
一本一本の素性とクセを見ながら、どのように使うのかを見定め、
その特徴を丸太と手元のメモに書き記していきます。
こうやって、本格的なログ積に入る前の段取りが続きます。
しかし、杉の木肌はとてもキレイです。
ハンドカットの荒々しさとキレイな木肌は想像以上にマッチするかも。
道南杉のハンドカット、加工状況は随時アップしていきます。