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屋根が大事なわけ

普段口にする『屋根』という言葉。
「屋」は家屋のことだから良しとしても、なぜ家のてっぺんにあるのに
「根」がつくのだろう?

それにはちゃんと理由がありました。

日本史の教科書に出てくる縄文、弥生時代の竪穴式住居を思い出すと
合点がいきます。そう、屋根が地面(根)にまで達しているのです。
屋根がそのまんま家だったんですね。屋「根」はここからきたのです。

ちなみに、こういった古代の住居には「壁」がありません。
自然素材で造られる三角形の形をした家は、シンプルでしかも
日本の気候風土には最も適した造りだったんでしょうね。

この屋根が地面から離れていくのが平安時代の頃からです。
それでも、木造文化だった 日本では、「軒」を深くして風雨と紫外線から
家屋を守るのが家造りの基本、という時代が長く続いたのです。

現代の住宅はというと、狭い地域に密集して建てるので、
申し訳程度にしか軒のない家が多くなりました。軒がないと逆に、
太陽が家の中にまで入ってきて明るくていいのですが、その分紫外線の
影響で外壁材が劣化しやすいということがあります。

もちろん、風雨にもさらされやすいということでもあります。
最近では、高耐久のタイルやコンクリートの家もありますが。。。

突然の雨に軒を借りて雨宿り、なんていう風情のある話も、
もう聞かれなくなりましたよね。

だから、木の家はできるだけ軒を深くして屋根を大きく、というのが
本当は良いのです。ログハウスの屋根が他の住宅よりも大きく見えるのは、
三角屋根と言うこともありますが、軒が深いからなんですね。

屋根が、ログを風雨と紫外線から守ってる、というワケです。

参考:建築言葉ウラ読み事典(木山悳世 住宅新報社)

2007-06-28T16:54:00+09:002007.06.28|メンテナンス|

若返る木肌

今日は3年目の塗装メンテナンス作業現場へ。

ここのお宅は、まわりに何も建っていないので、雨、風、紫外線、
雪が吹きつける、ログにとっては厳しい気象条件の場所なんですが、
予想に反して、塗装の劣化もそれほどではありませんでした。

なので、ちょうどいい時期での塗装メンテナンスという状況です。

ログの乾燥も落ち着いた頃なので、干割れした部分のコーキング作業も
一緒にやりました。

塗装をすると、ログが生き返る感じがします。

人間のスキンケアと一緒で、木肌のお手入れも入念にすると、
若々しい(?)木肌を保ち続けられるんです。

2007-06-02T22:16:00+09:002007.06.02|メンテナンス|

煙突そうじ

薪ストーブのメンテナンスでちょっと大変なのが煙突そうじ。

屋根にのぼって、煙突のフタを開け、上から長い柄のついたブラシを
下に向かってゴシゴシとやり、ススを落としていくのですが、なんせ
屋根の上の作業なので危険、危険。

わたしも屋根にのぼってみましたが、写真を撮るのが精一杯。。。

よほど自信がないかぎり、煙突そうじは業者に任せたほうがよろしいかと
思います。

毎日つかってるなら1~2年ごとに、たまにしかつかわないなら4~5年
くらいごとに点検するのが目安だということです。

薪ストーブを使っている方のなかには、気がついたらもう何年もなにも
していない、なんていう人が多いみたいなので、ちょっと気にして点検して
みましょう。

煙突がススでつまってくると、薪が燃えなくなってしまうので、
いざというときに使えなくなってしまうなんてこともあるんです。

2007-05-21T22:27:00+09:002007.05.21|メンテナンス|

P&B 2年

2年を経過したP&B住宅の定期点検です。

札幌のなかでも積雪量が多い西区にあって、ひときわ暖かな色合いの外観が私は気に入っています。

3年目になる今年は、丸太の塗装をする予定。丸太の乾燥もほぼ落ち着いた様子だったので、内部のメンテナンスもやりましょうということになりました。

ログハウスは最初の数年のメンテナンスがとても重要で、これがログをより良い状態にする秘訣でもあるのです。

オーナー様は、自分の家だからこれくらいは、という思いから、ある時、みずから床下にもぐって点検をしたことがあると言ってました。ここの家は、床下は40センチくらいしかないので這いつくばらないと動けないのですが。。。。これはなかなかできるものではありません。この行動力には脱帽です。

今年はお庭の整備も計画中とのこと、こうやって年を重ねるごとに、暮らしになじんでいくログハウスを見ていくのは、本当に楽しく、幸せな気持ちになるものです。

2020-06-02T11:52:46+09:002007.02.09|メンテナンス|

気(木)にしてあげること

ログハウスにメンテナンスは欠かせません。

一番大事なのは外部のログ塗装。ログを雨と紫外線から守るためには定期的な塗装をしなければなりません。具体的には、以下の手順で考えておくと良いでしょう。

建築後の第1回目の塗装は早い方がいいです。新築間もない頃は、ログ自体にまだ水分がある状態なので、塗装のノリが十分でないことがあります。ログの乾燥が終わりに近づく建築後2~3年で1回目の塗装メンテナンスを行うとよいでしょう。

2回目以降は、その場所の気象条件などにもよりますが、ログ表面の塗装の状態を見ながら3~5年に1回の割合で塗装していきます。

その際に、ログの干割れなどを発見した場合は、ログ専用のシール材でふさいでおきます。

ログに塗る塗料は、上から重ね塗りができるタイプなので、同じ色を塗り続けてもよいのですが、少し濃い色を塗って、雰囲気を変えて見るというのもひとつの楽しみ方です。ですから、新築時にはなるべく薄めの明るい色で仕上げておいて、メンテナンスごとに色を濃く変えていくということもできるんです。ただ、最初から濃い色で仕上げてしまっても、少し余分に費用はかかってしまいますが、塗装をサンダーで削ってから塗りなおせば、好きな色に変えることもできます。削っても使えるのは木の良いところでもありますね。

いつまでも新しい状態のままでいることは、どんな家でもあり得ません。同じ古くなるのでも、味わい深く古くなっていく方が良いと思いませんか?使い込むほどに愛着が出てくる木の良さは、ちょっとしたメンテナンスへの気遣いがあって、はじめて生きてくるんです。

家も人間と一緒で、気にかけてやると、正しく成長するものなんです。

2020-06-02T11:55:05+09:002007.01.30|メンテナンス|

過去ログ

8年前に建築した札幌市内にあるフィンランドのマシンカットです。
来週から塗装のメンテナンスをやることになったので、足場を掛けるついでに外壁や屋根周りの点検、窓やドアなどの建て付けをチェックすることにしました。8年経過しているのでログの乾燥収縮は既に落ち着いています。手の届くところは定期的に塗装していたというお施主様。その為かログはとても良い状態でした。そして今回のメンテナンス。これでまたしばらくは安心ですね。

これからも大好きなログハウスの中で元気に、そして幸せにお過ごしくださいね。

2020-06-03T10:03:58+09:002005.09.08|メンテナンス|