ログ加工仕上
ログはサンダーがけや窓などの開口部の調整、キーウェイ加工など
最終仕上げの工程を経て、
まもなく仮組の解体作業へと入っていきます。
今回のログは躯体としてはかなり大きいので時間もかかりました。
解体するのは惜しい気もしますが、ここまでは加工場でする刻みの仕事。
建築地で組み上げる工程はこれからです。
ログはサンダーがけや窓などの開口部の調整、キーウェイ加工など
最終仕上げの工程を経て、
まもなく仮組の解体作業へと入っていきます。
今回のログは躯体としてはかなり大きいので時間もかかりました。
解体するのは惜しい気もしますが、ここまでは加工場でする刻みの仕事。
建築地で組み上げる工程はこれからです。
ログ模型です。
お客様にとっては空間をイメージしやすいですし、
自分たちも確認することができるのが利点でもあります。
ログ積みは最上段の加工に入ってます。
最上段ログは勾配カット、小屋束のほぞ穴、水平出しなど、
他の段より加工が多く、時間がかかります。
壁積みが終わると、ログエンドの加工仕上、建具開口と、
細かい作業が続きます。
例年通りに、札幌の桜開花から少し遅れて、
北広島の加工場の桜も咲きました。
何をするにも、いつものようには行かないこの状況の中、
サクラの開花は心を和ませてくれますね。
ログ加工はいよいよ終盤に入ってきました。
現地では基礎も完成し、ログの到着を待ちます。
ログは交互に10段と11段積みますが、
ログ加工は10段目の前半まで来ました。
躯体を作るのにここまで時間をかける建物は他にないでしょう。
しかも、これを積んでいる場所は、現地ではなく北広島の加工場です。
仮組をして、解体して、現地へ運んで、現地で組み立てる。
過程のほとんどが職人の手によるハンドカットログハウスに、
価値があるのは言うまでもありません。
アーチカット上部の丸太にデコレーションを施しています。
ハンドカットならではの自由なデザイン。
チェンソーで荒仕上、ノミとサンディングで仕上げていきます。
ログ積みも開口部上部まで来ました。
開口部の頭つなぎログが積まれると、
だいぶ雰囲気が出てきます。
ここから先は、長いログ材のみの加工となりますが、
その前にアーチカット上部の仕上げを終わらせます。
壁積みの終わりが見えてきました。
基礎とRC土留め部の生コン打ちの確認です。
生コンはこの季節、練り始めから2時間以内に打設しなければなりません。
8台のミキサー車が順番に現場へと運搬されてきますが、
手際よく効率的に、そして休みなく一気に打設していきます。
鉄筋検査の立ち会いと現場確認です。
ハンドカットログハウスの自重を考慮して鉄筋量を多くしていますが、
高基礎部とRC土留もあるので、鉄筋工事の範囲は広いです。
検査が通りましたので、ベースコン、型枠へと進んでいきます。
会社で保有している足場では足りず、
足場業者に組み立てを依頼しての作業です。
1段ずつ、丸太にスクライブ(墨付け)していくので、
外周も内部にも足場が必要になります。