写真のノッチ(ログの交差部)はサドルノッチと言います。先日、ちょっとした工事で作ったのですが、ハンドカットの一般的な加工法です。
最近では、ハンドカット(丸太の横積み構法)の工事が少なくなりました。それに代わってマシンカットやポスト&ビームの工事が多くなり、昔ながらのログハウスが持つ「ワイルドな山小屋」というイメージと合わせて、暮らしやすさや生活スタイルをも重視したお客様が多くなってきたように感じます。様々なログスタイルが広がり普及してきたと言うことで、とても喜ばしいことだと思います。
私も最初、やはりハンドカットが好きで「こんな家に住みたい」って思ってたのですが、いつの間にかマシンカットに心を奪われ、気が付いたらポスト&ビームにのめり込み、途中でダブテイルやティンバーに浮気しつつも、今現在は何がいいのか良く分からなくなってます(笑)。
でもやはり「ハンドカット」は、ログハウスの原点だし「手間のかかる生活」(ってどこかで聞いたことのあるセリフですが)を楽しむ豊かさ、を感じさせる特別な「家」だと思いますね。
みなさんはどのスタイルが好きですか?