ログハウスで使われるログ材は米松(ダグラスファー)が多く使われます。その理由としては強度が高く、比較的太くて真っ直ぐな材が揃いやすく、価格的にもリーズナブルであるという点が上げられます。産地はカナダのB.C州(ブリティッシュコロンビア)、アメリカのカリフォルニア州の太平洋沿岸などが有名です。

米松のほかにも、耐朽性が高いとされる、米杉(ウエスタンレッドシーダー)や、米ヒバ(イエローシーダー)、見た目がやわらかいスプルース、国産材では杉(各地で生産されています)、カラマツなどを使用することもあります。樹種によって強度や耐朽性、価格などの違いがあるだけではなく、色や木目の違いや、香りの違いもあります。造る方としては、樹種によって「硬い」「やわらかい」、があるので加工性の違いもあるんですよ。

写真上は米松(ダグラスファー)で、下が最近ある現場で仕入れた米ヒバ(イエローシーダー)です。

当社の加工場はそんな木の香りでいっぱいです。