ハンドカット（小樽市）

海が見える高台の住宅地に丸太を横に積む工法（丸太組工法）のハンドカットログハウスを建築しました。「ハンドカットログハウスで、海を眺めながら暮らしたい。」隣地に家が建っても、海の眺めを遮らないように、ログの外壁の一部を斜めすることで、海と平行に大きな窓を設けました。玄関ドアを開けると、ログビルダーがチェンソーで装飾したアーチカットの梁、丸太から切り出した厚みのある踏板の階段、それぞれの丸太の木目が美しい空間が広がります。もう一つの大きな要望は高基礎で一階部分をガレージ、出入り口はロードヒーティングを敷いて、除雪から解放されたいという思いでした。二階は各個室のほかに、リビングの吹き抜けとつながる二階ホールには大きなカウンターテーブルを備え付け、書斎としても、子供の勉強スペースとしても使えるようにしました。玄関には大きな納戸、各個室、洗面所脱衣室にも収納を設け、十分に収納することができるようにしました。