9月の末に大雪山へ登った帰りに立ち寄った層雲峡のコンビニエンスストアです。
目立たなくて、通り過ぎるところでした。
よく見かけるオレンジやグリーンの鮮やかなコントラストが目印のコンビニも、
大雪山系の層雲峡という景観に考慮して、
目立たない控えめな色が使われています。
(こういった配慮は、札幌では大通り公園、有名なのは京都の街などで行われています。)
層雲峡にある建物全体が目立たない控えめな色でまとめられています。

色といえば、
「夢の丸太小屋に暮らす11月号」に弊社のコーディネーターが、
ログハウスの色について取材を受けました。

夢丸さんの質問は、
「ログハウスに最も似合うのは何色?」だったのですが、
そのログハウスがどんな背景に建てられるのかによって、
似合う色も違うのではないでしょうか。。。とお伝えしました。
「木の色」とひとことで言っても、樹種もたくさんあって茶系などの色幅は大きいからです。
背景とは周りの景色のことで、
街・住宅地・海岸近く・山が近い・林の中・草原・丘などがあります。

住宅が建つような場所では、このように規制や配慮が行われているところは
少ないですし、住宅は公共性が低くて個人のものですから、
自由度は高くていいのだと思います。

でも、どんな背景の中にログハウスを建てるのかを考えてみると、
もっと満足できる素敵なログハウスができるのではないでしょうか。