正確に言うと「落雪防止措置屋根材」です。

現在建築中のP&B住宅の屋根は、
三角屋根だけど落雪防止措置の屋根にしました。
理由は土地を有効利用するため。

屋根の勾配面に対して垂直に立っている板金が、
落雪を止めるのです。
こんなふうになっている屋根のことを『ストッパールーフ』といいます。

このほかに、『雪止め金具』というのも住宅街ではよく見かけますね。

落雪防止措置仕様にすると、敷地の境界線に近づけて家を建てることができるので
無駄な堆雪スペースを設けなくて済むのです。
しかも屋根から落ちた雪の雪かきをする手間がかかりません。
さらに屋根が高いと、下に人がいる場合はとても危険です。

雪が乗ったままになっても大丈夫なようにしっかりと屋根を造り、
板金を加工するなどの費用が普通の屋根よりもかかりますが、
落雪防止仕様にするメリットは結構多いのです。