P&Bなどで、
太い丸太を組むときには、必ず金物で補強しますが、
これは地震や台風の多い日本では欠かせない作業です。
でも、金物はあくまで補強のためにあるのですから、
本来ならば、木組みだけで強度が出ているのが理想ですよね。

1~2年後には乾燥が進んで丸太が縮むので、あまり手の込んだ
仕口や継ぎ手(木の組み方のこと)は必要ない、という考え方もありますが、
あとでそうなるなら尚のこと、最初からキチンと組むべきだと我々は考えます。
その方が木組みの強度が増すからです。

通常の在来工法に使う木だったら、
工場生産でこんな加工が素早くできますが、
これだけ太いと手作業でしかできません。。