フィンランドは森と湖の国ですが、
北海道とは違い、多くは山ではなく、
緩やかな丘陵地帯に森林が形成されています。

私が行った森は欧州赤松(いわゆるパイン)の森で、
ほとんど人の手入れがなされていない森ということでしたが、
まるでキチンと整備されているかのような佇まいでした。

太陽の光が地面まで良く届いていますね。
間伐はおよそ100年ほど前にしたと聞いている、とのこと。。

しかし、雑草の背丈が低いですね。下草刈りもやっていないそう。
ベリーの実がたくさん成っていました。

案内してくれた友人が所有しているサウナキャビン。
この角度は絵になります。

私が指差している高さが1メートルちょっとくらいでしょうか。
この高さになるまでに約15年くらいかかるとのこと。

この太さで約80~100年。

つい先日あった強風で、倒れたパインの木を見せてくれましたが、
確かに、年輪は数え切れないほど密です。
ゆっくり育つことが年輪を密にさせるのですが、
理由は二つ。
寒い地域であることと、土壌の悪さ(と言っていいのか分かりませんが)、だそうです。

これがその土。土というより砂浜の砂のような感じです。
でも木は育たないわけではなく、
育つのに必要な条件は最低限あるということなのでしょうね。
絶妙なバランスです。

これがサウナキャビン。スモークサウナらしく、入口や中まで丸太は
ススで黒くなっていました。入っている人間も真っ黒になるんでしょうか?
入るか?と言われそうで、聞けませんでした。