ログハウス21の家づくり

人、ひとり一人に、個性や生き方があるように、お客様の家族構成はもちろん、趣味や住まい方も様々です。建築させていただく、土地の広さや向き、周囲との調和、お客様のご要望や、短期、中期、長期の将来設計をお聞きしながら、ひとつのご家族に、ひとつの家づくりをご提案いたします。私たちの経験をふまえ、北海道で暮らしやすい、住宅としての断熱性能や耐久性を備えたログハウスづくりをしています。

ログハウスは丸太の家

太い丸太で組まれた空間にいると、ワクワクするし、
手を当てると、やわらかく、温かさや安らぎを感じます。

無垢材は人の肌や気持ちにしっくりとよくなじむもの。
だから、無垢材を目や肌で感じられるように、
構造体はもちろんのこと、丸太以外の室内材(壁や床)にも
無垢材をつかっています。

丸太や無垢材がいいのは、
傷ついたり古くなってもそれが気にならないというか、
使い込むことによって味わいが深くなるところ。
生活の証でもあります。
そういうのがいいと思うし、自然なことだと思うのです。

丸太の自然な曲線やひとつひとつの木目。
それぞれに表情があって不揃いな感じがいいのです。

木の家ならログハウス。
住むならログハウスしかない。

そういう価値観でログハウスをつくっています。

ログハウス21の家づくり

無垢材と自然素材で

ログハウスの構造材である丸太はごく自然な素材です。蓄熱性能・吸放湿性能など、住まいにとって快適さをもたらす優れた性質を持っています。それに合う素材はやはり自然素材です。

  • 丸太以外の壁、床、天井の仕上げ材には、無垢材、煉瓦、漆喰など自然に由来する素材をつかいます。
  • 仕上げにはできるだけ無垢材をつかいます。木の香り、肌触りのよさを大切にしたいと考えています。

丸太を守るために

ログハウスは丸太というごく自然な素材からなる家です。北欧では200年、300年経ってなお使われているログハウスが多くあります。気候や環境が異なるのでつくり方は同じではありません。日本の降雨量、寒冷地である北海道の積雪量などに配慮した、その土地の環境に合う設計をすることが大切です。

  • 外壁(丸太、無垢材)を紫外線や風雨から守るために、軒の長さは90cm以上に設定しています。(平屋は75cm)建築地の気候やプランによってはそれ以上の長さでご提案することもあります。
  • 丸太や無垢材を多く使うログハウスにとって、床下換気は重要です。基礎の標準仕様は基礎断熱工法とし、基礎断熱用床下換気口を設置し、夏の湿気、冬の水道凍結に配慮します。1階床には断熱層を設けます。

夏は涼しく、冬は暖かく

木の蓄熱性能を活かす設計をこころがけながら、住宅としての気密・断熱性能を高めることで、冷暖房エネルギーの消費量を削減する努力をしています。機械設備に頼りすぎないこともこころがけています。

  • 窓は断熱性や気密性に優れた三層ガラスの木製回転窓です。アルコンガスとLow-Eガラスの組み合わせと、木枠の構造により最高性能の断熱性を実現しています。
  • 玄関ドアは木製断熱ドアを使います。

ログハウスは三角屋根です

屋根の形状は構造強度が最も強い三角屋根です。落雪屋根、無落雪屋根、土地の条件やお客様の暮らし方をお聴きしてご提案します。三角屋根は北海道の風景に似合います。

快適な暮らしのための
プランづくり

お打合せでは基本プランをご用意しております。お客様の暮らし方、ご要望により、薪ストーブの設置や本棚など造作収納のオプションにも対応しております。

  • 吹き抜けをおすすめしています。家族のコミュニケーションがとりやすいこと、吹き抜けと階段の位置を工夫することで室内の空 気循環をよりよくすることができます。
  • キッチンや食器棚は無垢材で製作したオリジナル無垢材扉が標準仕様です。メーカーが製造する機能的なキッチンもお選びいただけます。

丁寧に美しく

チェンソー、ノミなどの道具を使って、切る、削る、彫るの手作業を繰り返して丸太の加工をします。ポスト&ビーム、ハンドカット、マシンカット、それぞれの工法にログハウス特有の工程があり、ひと工夫があります。丁寧に、美しく、を心がけています。

建築物省エネ法

地球温暖化対策として、冷暖房に使用するエネルギーを抑えることを目的とした建築物省エネ法は、定める基準があります。住宅として、断熱性能・気密性能に優れたログハウスを建築することが求められています。ログハウス21は国により定められた省エネ基準に沿ったログハウス住宅を建築します。

地球にやさしい

ログハウスは、丸太という建築の材料になる製造過程で排出されるCo2が極めて最小限の素材でつくられています。また事情があって解体することになっても、丸太や無垢材はリサイクルまたは地球の一部にかえることができます。ログハウス21のつくるログハウスは丸太と無垢材を多くつかっているから、暮らす人のみならず地球にもやさしいログハウスです。

サービス点検と
メンテナンス

ログハウス21は住宅瑕疵担保履行法による、瑕疵担保責任保険届け出業者です。

  • 丸太の経年変化、セトリング、建具の点検や調整など必要な時期に応じてメンテナンスを行っています。無償メンテナンスと有償メンテナンスがございます。塗装メンテナンス(有償)のご相談もお受けしております。

家づくりの流れ

1.検討期間

資料請求・問い合わせ

もう少し詳しく話を聞いてみたい、
なんとなくいいな、と感じて頂けましたら、ぜひご連絡ください。

モデル住宅見学・完成見学会

または事務所へお越しください。
ご相談から始まります。土地をお探しの方へは、お手伝いいたします。

2.計画・設計(1~2ヶ月)

初打合せ

建築地の法令確認、敷地の視察
暮らし方、ご要望のヒアリングをしてラフプランとお見積りをおつくりします。

プランとお見積り

初回打合せのご要望や建築地の要件によりプランとお見積書、仕様書をご覧いただき、建築費や家づくりにかかる費用の概算を見て総予算のイメージをつかんでいただきます。

設計申し込み・基本設計

プランの詳細を進めていきます。
庭や駐車場、土留め、堀など、外構工事の計画も進めていきます。

3.着工準備(1~1.5ヶ月)

契約

工事請負契約書を取り交わします。 建物配置の位置にて、地盤調査を行います。

実施設計・確認申請

役所に申請するための図面を作成、提出。建築許可を取得します。確認申請が不要な場合もあります。

設備機器・電気配線・照明等の検討

電気配線の確認、照明器具のご提案、水回り機器の仕様をショールームで確認。

着工前準備

着工までに、地鎮祭、近隣住民への挨拶、 地盤改良(必要な場合)を経て、現地着工となります。敷地に樹木や根の深い草木等がある場合は 打ち合わせの上、伐採など整地作業が入ります。

キット発注ログ加工

マシンカットはフィンランドへ発注
(北海道到着まで約4.5ヶ月)

ハンドカットはログ加工完了まで約2.5ヶ月

P&Bはログ加工完了まで約1.5ヶ月

4.工事期間(3~4ヶ月)

基礎着工

鉄筋検査

建て方~上棟

躯体検査、屋根工事完成、上棟式

内装・仕上工事

大工仕上工事、レンガ左官工事、薪ストーブ工事、設備工事

竣工

完了検査、完成写真撮影

お引渡し

設備機器、薪ストーブの使用説明、鍵のお渡し

オーナー様の声

それぞれのご家族の「家づくり」や「住んでから」のことを、入居済みのお客様にアンケートを元にインタビューでご協力頂きました。ログハウス21のこれからに活かしたいというのと、これから家を建てられる皆様のお役に立てればと思っています。

ポスト&ビーム K様(室内は無垢板貼り・脱衣室、二階一部塗り壁)

新居の住み心地はいかがですか。

良いですね。冬は薪ストーブしか使ってないけど、朝はほんのり暖かさが残っているし、ウッドファイバー(断熱材)は暖かいのではないかと思います。親と親戚が集まった時に、(薪ストーブで)ピザをつくってみたけれど、好評でした。うまくできましたよ。

新居で特に気に入っているところはありますか。

全部ですね。

住んでみて、ログハウスのよさとか魅力はどんなところだと感じていますか。

木の雰囲気がすごくいい。以前ほどアウトドアに出かけなくっているかもしれないです。たぶん家にいることが多くなった気がします。知り合いの家に遊びに行くと少し物足りない感じがするようになりました。一階は丸太以外のところは無垢板貼りにして、二階の一部だけを塗り壁にしたけれど、建てるときに知り合いから「室内が木だと圧迫感を感じるかもしれないよ。」と言われたけれど、実際に住んでみて、それは全く感じなかったですね。

家を建てようと思い立ったきっかけは?

マンションでいいと思っていたけれど・・・よい土地にめぐり合えたので。

プランでこだわった点はどんなところですか。

いろいろあるけれど・・・薪ストーブのレンガや、丸太の塗料、丸太の階段とか、煙突のブリックタイルとか、キッチンも洗面のタイルも・・・それぞれにでした。

ログハウス21で建てようと思っていただいた理由や他に何かありましたら・・・。

ホームページやブログが自分たちの言葉で書かれていると思いました。初めて会ったときに直感で。もし違うと感じたら他を探したと思うけれど、自分の感覚で決めました。提案も一生懸命やってくれるのが伝わってきたのでそれで・・・。出来上がった家にはとても満足しています。

工事中の職人の仕事ぶりや担当者についてお気づきのことがあったらお聞かせください。

黙々とやっているイメージ。道具がいつもきれいに置かれていましたね。

これからログハウスを建てる人のためにアドバイスがありましたらお願いします。

まわりの友人から、「(家が)出来たらイメージと全然違った。」という話を聞いたことがあったけれど、そういうことが一つもなかった。やりたいと思った希望は、すべて伝えたほうがいいと思う。自分たちはそれができたから満足できた。

代表松延からKさんとの家づくりを振り返って

Kさんからの最初のお問い合わせはお電話でした。モデル住宅へお越し頂いて「気にいった土地があって購入したいのだけど、どんなログハウスが建てられるか相談にのってもらえますか。」ということからプランがはじまりました。ご希望は、丸太が存在感が感じられるログハウスがいい。カーポートがあること。景色が良いのでリビングの大きな窓。吹抜けはダイニングの上に。朝食は太陽の光がたくさん入る中でとりたいというご要望でした。リビングのダブルビームや薪ストーブ周りのデザイン、断熱材の材質など、自然素材を生かしたデザインとエコにこだわり、十分に話し合って仕様を決めていきました。その結果悔いのない無い家づくりができたと感想をいただきました。休日はウッドデッキでバーベQや薪割をしたり、湖でカヌーを楽しむなどログライフを満喫していらっしゃいます。

ポスト&ビーム K様 施工例はこちら

マシンカット I様

新居で特に気に入っているところはありますか。

全部ですね。夫はここ(薪ストーブの前)だけど、どこも妥協しないで、季節とかいろんなことを考えて決めたから、住んでみてから不便なところがないし、プランの都合でリビングの窓を低くすることを提案してもらったことも、座った時に調度いい眺めが見られます。一階に部屋をつくるかどうか迷ったけれど、やっぱり一階に部屋があってよかったです。(二階はオープンなので)ここがなかったら着替える場所がないですね。 家は最小限の広さだから、狭いかもしれないと想像していたけれど、実際には使いやすい十分な広さでした。

住んでみて、ログハウスのよさとか魅力はどんなところだと感じていますか。

木の香りと雰囲気がすごくいい。親や友達が遊びに来ると「木の香りがすごい。」「癒される」とよく言ってくれます。私たちはもう慣れてしまった。

家を建てようと思い立ったきっかけは?

(ご主人)子どものころから、ログハウスがよかった。ずっとスキーをやっていて、スキー小屋といえばログハウス。こういうのを自分の家にしたいと思っていました。結婚した時から言っていて、私の夢に妻が賛同してくれました。
(奥様)ログハウスは特別な趣味を持った人が住む家だと思ってました。一般的な住宅と比べて価格が高いというのも知っていましたし、近くにあるログコテージは遊びに行ったときに泊まる場所だったから、私たちが住宅として暮らすということを、はじめは想像できなかったです。実際に住んでみて、気に入っています。もしかしたら今は夫以上かもしれません。ハンドカットにも住んでみたいと思うようになりました。メンテナンスがいらないというのが便利な暮らしだとしたら、メンテナンスをするというのは面白みがあるし夢があると思う。

プランでこだわった点はどんなところですか。

(ご主人)屋根や玄関の方向と外観です。
(奥様)使いやすさ。 打ち合わせが楽しかったですね。お二人に聴くとアイディアがいろいろ出てくるでしょう。全面的に希望を聴いてくれて、実現できるように相談にのってくれたし、気持ちをわかってくれてうれしかった。こうしたほうがよかったという後悔がないです。せっかく家を建てるなら自由設計がいいと思いました。プランや仕様とかすべてが決められていて、考えようがないというのは楽かもしれないけれど、それを考えるのも楽しかったし、照明ひとつ決めるのにもおもしろかった。自分達の好きなものがわかったし、想像力もついたと思いますね。

工事中の職人の仕事ぶりや担当者についてお気づきのことがあったらお聞かせください。

ひたすらまじめだなと思いました。朝早いのにはビックリしましたけど・・・ みんないい人。あまりしゃべらないけれど、でも問いかけると丁寧に説明してくれる。

これから楽しみにしていることはありますか。

薪ストーブはとても楽しんでいます。炎が見える暮らしはこんなにいいものなんですね。ダッチオーブン料理はやってみようと思っています。あとは土地が広いので悩むけれど、庭をどうしようかと考えるのも楽しいです。

これからログハウスを建てる人のためにアドバイスがありましたらお願いします。

わたし達は細かなことを気にしてプランを考えたので、これから建てる人のために伝えるとしたら、生活していくための動線を十分に検討するのがよいと思います。家族の意見が違うことがあると相談にのってもらえたのがうれしかった。「まぁ、これでいいか・・・」と思ったら楽しくないかもしれない。

代表松延からKさんとの家づくりを振り返って

お会いして2度目に築4年目のマシンカット住宅へご案内させていただきました。実際に住んでいる物件を見て、住み心地やメンテナンスなど、オーナーご夫婦とも色々とお話ができて参考になったと思います。 Iさんご夫婦との打ち合わせは時に食事をしながら、半日以上になることもあり、時間をかけて行われました。とくに玄関の位置や屋根の向きを決定するまでに時間をかけました。ご主人の玄関は家の顔であるというお考えで決定しましたので、少し離れた幹線道路からもI邸の顔(正面)はよく映えています。ご主人と奥様のお考えは時に違うこともありましたが、打ち合わせにたくさんの時間をかけて話をしたこともあって、完成した時にはお互いにとても満足して頂きました。Iさんご夫婦が家づくりを楽しんでいる様子が感じられ、私たちも楽しくご一緒させて頂いたという感じです。土地がとても広く、ゆるやかな傾斜のある土地でしたので、着工前に何度も現地で図面を見ながら建てる場所のシュミレーションをしたことを思い出します。これから先、ご自分たちでつくるという畑やデッキがどうなっていくのか、訪れた時の楽しみにしたいと思います。

マシンカット I様 施工例はこちら